TOPアメリカン・プロレスどインディー →WSX:The Complete First (and Last) Season Disc One

WSX:The Complete First (and Last) Season Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

30分番組なので1エピソードは20分弱です。

エピソード1
 アンダーグラウンドな雰囲気漂うスタジオが良い感じです。

@マット・サイダル対ジャック・エヴァンス
  WSXにおける最初の試合。
  WSXが目指す2本柱の1つは
  まずいかに凄い、独創的な技はできるか、
  ついでに試合を作る能力もあれば良しというもの。
  それを4分で見事に体現してみせました。
  WSXではサイダルに女子マネのリジーがついています。

AWSX王座挑戦の契約書が吊るされたランブル・ラダー・マッチ
  リング・2サイドは金網が張ってあり
  残りの2サイドはテーブルと電流箱となっています。
  視覚効果で彩られたゲーム・ライクなデス・マッチがWSXにおけるもう1つの柱となっています。
  さてこの試合に登場しているのは・・・
  元ECW ・・・ジャスティン・クレディブル、クリス・ハムリック、ニュー・ジャック
  有名どころ・・・テディー・ハート、6-Pac(X-Pac)、ヴァンピーロ
  他・・・ユース・スーサイドetcとなっています。
  ニュー・ジャックは試合無視でハムリックに襲い掛かるとテーブルに乗せ
  コンテナ上からダイビング・エルボー・ドロップとECW魂を披露。
  ユース・スーサイドは聞いたことない名前ですが
  画鋲へのパワー・ボムにラダー上からエプロン横の金網への落下という
  2大スポットをまかされておりWSX王座戦線に絡んできそうです。
  フィニッシュの決まり方はかなりあっけなく試合としては駄目でしたが
  今後に期待できる、中々のファン・マッチでした。
  そして番組の顔であることを意味する勝者は
  WWEに対するアンチテーゼ6-Pacと
  (WWEはWWECWを同時間に移行させてWSXを潰しにかかっています) 
  いつのまにか、ちょっとしたアイコンになっているヴァンピーロが選ばれました。

@リューク・ホーク対プーマ対ヒューマン・トルネード
  ダーク・マッチとかけているのでしょうか
  照明を落とした状態での試合になります。
  趣深いと言いたい所ですが
  只見づらいだけでした。
  TV用でないため試合時間は7分程と長めです。
 
  ちなみに他のエクストラとしてオープニング、ハイライト、プロモとかあり
  オープニングの司会はShimmerのレイシーがやっています。
  エクストラは公式HPでネット配信されていました。

   
エピソード2
 オープニングの花火の場面で画面が揺れるという
 TVならではの視覚効果を使ってきました。

@リューク・ホーク対ヒューマン・トルネード

Aチーム・ドラゴン・ゲート(堀口、吉野)対ダット70'sチーム(ジョーイ・ライアン、ディスコ・インフェルノ)
  ドラゲーがアメリカのTVに映ったのはこれが初めてなのでは。
  最高速度を誇るドラゲーに一癖も二癖もあるPWGと
  団体の理念が伝わってくる中々良い選考ですね。

B初代WSX王座戦:6-Pac対ヴァンピーロ
  カメラ・アングルのアップを切り替えていく手法は迫力があります。(少し目が疲れるけど)
  リング横に置かれた棺桶へのツームストンで
  (勿論大花火にスモーク、画面の揺れ付きです)
  ヴァンピーロが初代WSXチャンピオンと相成りました。
 
@DIFH(ジミー・ジェイコブス、タイラー・ブラック)対トレイシー・パーク・ボーイズ
  只見にくいだけと気づいたのかリングの所だけ照明が当たるようになりました。
  WSXには珍しいスポット・フェストではない、しっかりとした試合。
  
Aマット・サイダル対マット・クラシック 
  ザ・マスクド・レスラーを模したマット・クラシックは
  オールド・スクールで良い感じです。
  こういうのがいるとマンネリ化しないし。
  結局あまり受けないようでしたが。 


エピソード3
@トレイラー・パーク・ボーイズ(ネイト・ウェブ、ジョシュ・アベクロンビー)対ザ・フィルス&ザ・フューリー(M-Dogg 20、テディ・ハート)
 IWAからこの2人を選ぶとは良いねぇ。
 カナディアン・デストロイヤーも出たりする飛び技祭りに
 感電スポット、コンテナ上からのハイ・フライングと
 素晴らしいファン・マッチです。
 観客のおいおい大丈夫かっていう反応も素敵です。
 4分しかないですけど、こういう形式には関係ないですしね。

Aエル・ホンブレ・ブランコ・エンマスカラード対ジャック・エヴァンス

BTLC:アルカトラス、リューク・ホーク対ロス・ポチョス・グアポス(ジョーイ・ムノス、アーロン・アギレラ)
 WWEのへスースはこんな所にいました。
 試合の方はいつもハイ・スピード、ハイ・スポットをやっているので
 勢いのない彼らによるTLCは逆に見劣りするという結果に。

@スコーピオ・スカイ対マット・クラシック
ADIFH対ダット70'sチーム


エピソード4
@マット・サイダル対スコーピオ・スカイ
Aキーピン・イット・ギャングスタ(ラッカス、ベイビー・スリム)対ダット70'sチーム
Bエル・ホンブレ・ブランコ・エンマスカラード対ヒューマン・トルネード
 トルネードは何者かに襲われ倒れている。
 6-Pacが現れヴァンピーロに再戦を要求。
 ヴァンピーロが現れるも謎の怪物に襲われダウン。
 風雲急を告げた所で放送終了です。
 この怪物、リッキー・バンデラスでして
 (この活躍が認められてTNAと契約)
 火傷の跡に白目、火の玉攻撃(食らったらパステル調になるという視覚効果付き)
 と明らかにテイカー、ケインを意識しています。

@DIFH対チーム・ドラゴン・ゲート
 2週前は起ってなかったのに
 今回微かですがHAGEコールが起こってますよ。
 この凄い奴どんなレスラーなんだと客が調べたんでしょうね。
 ちょっと嬉しい。
 それにしても、このカードはTVでやるべきだったな〜。

Aジャック・エヴァンス対マーカス・リオット

DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

省略