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WCP:Best of WCP 2022 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 竹下幸之助vs.マイク・ベイリー(6/10/22)

WCPWヘビー級王座戦:ジェイコブ・ファトゥー(ch)vs.マイク・ベイリー(8/18/22)

@WCPWヘビー級王座戦:ジェイコブ・ファトゥー(ch)vs.バンディード(4/15/22)
 バンディードにリープ・ブロックのミスがありましたが、
 ファトゥーがあの体格でルチャ演舞を見せて掴みます。

 続いてファトゥーが主導権を握ると観客をのせる試合運び。
 ここはMLWでTV慣れしてるので、安定感ありましたね。

 トペ合戦から上げるとパワーとスピードのスポット盛りだくさん。
 
 バンディードのパワーが活きる相手とあって
 ちょっとした粗さなんて吹き飛ばす勢いとインパクトがありました。

 好勝負に少し届かず。

Aウィル・オスプレイvs.タイタス・アレキサンダー(5/13/22)
 実力差が大きいのでオスプレイがレールを敷いて
 ムーブを誘導し、雰囲気も煽って作り上げます。

 ただタイタスはレールの中で全疾走がまだ出来ず、
 自分が覚えている型に落とし込んで動くので、
 物足りなさは感じましたね。

 ムーブはダイナミックなので、その攻防はかなり盛り上がって、
 タイタスのキャリアの中ではトップ・クラスでしょうが、
 まだまだ精進が必要です。

 中々良い試合。

B竹下幸之助vs.マイク・ベイリー(6/10/22)
 ベイリーはDDT参戦していたこともあって
 竹下にとってアメリカ・ロードの中でもまた一つ違う存在だったのか
 他のカードと比べて一段と集中力が高かったですね。

 攻めの厳しさが緩急の中で緩みません。

 一方で過去のベイリー観ではなく
 今のベイリーのコンディションを考慮して
 ハイ・スポットに関しては双方積極的に挑戦していました。

 両膝着いた状態でのジャーマンは圧巻でしたね。

 ダウン、両膝、スタンディング、コーナー上と
 立体感を持たせながらクリエイティブに攻防を生み出し続けました。
 お見事。

 文句なしに好勝負。

CWCPWヘビー級王座戦:ジェイコブ・ファトゥー(ch)vs.マイク・ベイリー(8/18/22)
 ジェイコブは動ける巨漢としてアピール。

 これをどう攻略するかベイリーが
 手数で攻めたり、ステージ・スポットに出たり、脚攻めに出たり。
 様々な角度から攻めつつどれも説得力十分。

 これに対するダメージ表現は十分とまでは言わないまでも
 ファトゥーのサモアンならではの迫力がより際立って後半戦。
 
 ジェイコブの他にない強みを前面に押し出した強烈な攻防は熱くなりましたね。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/22)