UPW:Rage at the River 10/19/02の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
まずは団体の説明から
現在WWEの養成団体となっており
これまでシナ、マスターズ、ハイデンライク、
スパンキー、ルーサー・レインズ、サイモン・ディーンを送り出してきました。
この団体のトレーナー、リック・バスマンは
UPWでではありませんがスティング、ウォーリヤーを生み出しました。
また現在ケイジ・サコダ、オヘアがこの団体にいます。
総時間136分になります。
1試合目−キッド・ヴィシャスvs.ラッカスvs.アウトロウ・マーシャル・ノックス
久しぶりに見たというほどのひどさ。
ちなみにラッカスはCZWのラッカスではありません。
2試合目−トミー・ウィルソンvs.マデリック・ネイクリッド
流石に前の試合と比べると何とか見れますね。
2人ともWWEが求めていることをある程度分かっています。
やれているかは別にして・・・
3試合目−ミス・ニッキーvs.アニー・キング
この2人の試合をWWEでやらせたらどうだろう。
キャンディスが超一流に見えること間違いなし。
試合中一番沸いたのはポロリであったというオチ。
あ、映像修正はされていますよ。
4試合目−ドランク・アイリッシュマン、ゴーストウォーカーズvs.ザ・アウトロウズ
ゴースト・ウォーカーズは最近滅多にないインディアン・レスラー。
アイリッシュマンは名前どおり酔っ払いで
エアプレイン・スピンを食らったらまとみになるというギミック。
5試合目−フォールズ・カウント・エニウェア:ハードコア・キッドvs.アルカトラス
会場の外から始まり往年のWWFハードコア王座戦を思わせる試合。
途中から会場に戻ってくるとはいえ
スクリーンもない観客はおいてけぼり。
まあ楽しめました。
ハードコア・キッドはWWEのへスースだそうです。
6試合目−タッグ王座戦:ザ・バラード・ブラザーズ(ch)vs.サベージ(スクルース、サバス)
UPWにおけるタッグのトップ、バラード・ブラザーズ
・・・クライム・タイムよりかはましかなぁ・・・。
7試合目−UPW 王座戦:トム・ハワード(ch)vs.スメリー
とても団体のTOPとは思えません。
8試合目−16マン・バトル・ロイヤル
見所まったくなし。
特典−ハードコア・インクvs.エボリューション(フランキー・カザリアン、ノヴァ)(3/?/02)
ノヴァはWWEのサイモン・ディーン。
Heatでもこの程度の試合はあまりないような気がします。
特典−UPW 王座戦、ルーザー・リーブUPWフォーエバー:クリストファー・ダニエルズ(ch)vs.サモア・ジョー(3/?/02)
さて今まで WWEの養成団体になるのもうなづけるような見所のなさですが
ある意味予想通り。
このカードだけのために買ったも同然なので。
さてどうだったかというと・・・
まずダニエルズに髪があることに驚きます。
感傷的になっているのかダニエルズの動きが
鈍い、見当外れな感が少しあります。
ジョーもデビュー3年で的確に大技を出すという事がまだ出来てないかなと。
このカードが黄金カードになる前の創成期を見た感じで
興味深かったですがそれほど良い試合ではなく。
総評。
WWE養成団体ということで下手は下手でごまかしの聞かないWWEスタイルです。
しかも彼らの生み出したメジャー・レスラーが
シナ、スティング、ウォーリヤーと言えばその質は言わずもがな。
ちょっと見ていてきついものがあります。
今回は本編にWWEレスラーはへスースしか出ませんしね。
無理して見所をあげてもやはりジョーvs.ダニエルズ
(これはベスト版Road to Gloryに収録)
そしてDVDの作りが凝っているぐらいですね。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
@UPW王座戦、ルーザー・リーブUPWフォーエバー:クリストファー・ダニエルズ(ch)vs.サモア・ジョー(3/?/02)ダニエルズが襲い掛かりジョーを鉄柱にぶつける。
椅子も叩きつける。
リングに入れ攻めていく。
ジョーが反撃を狙った所を落としムーンサルト。
ジョーはハイ・キックを決めると反撃開始。
ダニエルズの反撃を防ぎながら攻めていく。
ジャーマンにベリー・トゥー・ベリーを決めるもカウント2止まり。
ダニエルズがレッグ・ラリアットを決め両者ダウン。
ダニエルズが猛攻を仕掛けDDT。
ジョーはダニエルズをコーナーに乗せるとアイコノクラズムを狙う。
ダニエルズは防ぐと丸め込んでいく。
ジョーも丸め込みに返す。カウント2。
ジョーはハリケーン・ラナをパワー・ボムに切り返す。カウント2。
ダニエルズは延髄切りを避けるとSTF。
ジョーがロープを掴む。
ダニエルズは中央に戻しアンクル・ロックを決める。
ジョーが体勢を入れ替えアンクル・ロック。
ダニエルズが何とかロープを掴む。
ダニエルズが延髄切りを決め両者ダウン。
ジョーの攻撃がレフェリーに誤爆。
ダニエルズがエンジェルズ・ウィング!
ヘンダーソンが現れカウント3。
ダニエルズはレフェリーがカウントしたと勘違いし勝利を喜んでいる。
レフェリーが試合は終わっていないと説明する。
そこにジョーが延髄切り。
アイルランド・ドライバーで1,2,3!
ジョーが新UPWチャンピオンに!
ダニエルズはUPWから追放!
ダニエルズはUPWとそのファンに感謝し去っていく。
試合結果
@キッド・ヴィシャスvs.ラッカスvs.アウトロウ・マーシャル・ノックスAトミー・ウィルソンvs.マデリック・ネイクリック
Bミス・ニッキーvs.アニー・キング
Cドランク・アイリッシュマン、ゴーストウォーカーズvs.ザ・アウトロウズ
Dフォールズ・カウント・エニウェア:ハードコア・キッドvs.アルカトラス
Eタッグ王座戦:ザ・バラード・ブラザーズ(ch)vs.サベージ(スクルース、サバス)
FUPW 王座戦:トム・ハワード(ch)vs.スメリー
G16マン・バトル・ロイヤル(優勝者:キッド・ヴィシャス!)
@UPW王座戦、ルーザー・リーブUPWフォーエバー:クリストファー・ダニエルズ(ch)vs.サモア・ジョー(新チャンピオン!)(3/?/02)
Aハードコア・インクvs.エボリューション(フランキー・カザリアン、ノヴァ)(3/?/02)