Timebomb:Best of Timebomb 2019の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ノー・リング・デス・マッチ:オライン・ヴェイトvs.マット・トレモント(7/6/19) |
@ノー・リング・デス・マッチ:オライン・ヴェイトvs.コーディ・ライス(10/18/18)
ノー・リングですが、このカードに与えられた特殊なお題目ということはなく
この団体自体がリングや機材を用意するお金がないので全試合共通の形式。
特に旗揚げ大会ということで撮影機材の質はひどく、
2000年代前半のインディーを髣髴とさせるレベルです。
それはともかく試合。
コーディがシャツを脱ぎ両者上半身裸になって気合を入れますが、
ゴミ箱の蓋とか椅子といった
デス・マッチというよりハードコアな中身なので余り意味が無いという・・・。
最後に蛍光灯トラップが出てきますが、
これならこの直前に脱げば良かったですね。
求められていることを一通りやっているので
中身自体は悪くないものの特殊なシチュエーションの割りにワン・オブ・ゼム。
平均より少し上。
Aノー・リング・デス・マッチ:オライン・ヴェイトvs.マット・トレモント(7/6/19)
観客と隔たりがない中、初っ端から蛍光灯を割りあうと
打撃にも丁寧なセルをして乱闘。
特殊なことはしていませんが、
基本的スキルを大切にしているし、
剣山、有刺鉄線攻撃が本当に目の前で行われるので、
痛みが生々しく伝わってくきます。
ヴェイトが看板選手として観客との一体感を作りつつ、
トレモントも安定感ある試合運びで磐石の内容。
ただヴェイトが蛍光灯束攻撃を打たせるシーンで
ヴェイトが手を危険なレベルで負傷。
その為にヴェイトがフィニッシュ・ムーブに行く為の過程を行えず、
トレモントがたいした攻撃を受けていないのに
トラップを受ける為にダウンする形になってしまいました。
デス・マッチとはいえ形も大事なので少し残念でしたが、
上質なデス・マッチであったことは変わりありません。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:9/?/19)
注目試合の詳細
なし試合結果
@ノー・リング・デス・マッチ:オライン・ヴェイトvs.コーディ・ライス(10/18/18)Aノー・リング・デス・マッチ:オライン・ヴェイトvs.マット・トレモント(7/6/19)