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SLA:Best of SLA 2021の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ゲートウェイ・ヘリテージ王座戦:ジェレミー・ワイアット(ch)vs.ゲイリー・ジェイ(7/9/21)
 60分時間切れを行った両者が2年弱ぶりにリマッチ。
 コロナ禍がなければもう少し早く組まれていましたかね。

 グラウンドはそれぞれ自分の形に持っていこうとしますが、
 動きが綺麗に合っている訳でもなく。
 
 10分経過しますが、目的地が見えず、
 見せたいポイントも見えません。

 得意技を防ぎ、続けさせない攻防も
 その後に繋げなければお互いの魅力を削るだけ。
 20分経過。
 
 前回の課題が解決されず、
 良いところも被っていて追加はなく。
 そうすると前回みたいに30分試合でやれば良いのに、という感想に。
 そして当然1回60分試合やっているのに何故こんなに無策なの?と
 クオリティ同等でも印象はダウン。
 
 40分経過しグダグダ感も。
 トペコンかわされるシーンも明らかに距離足りておらず、
 かわされなくても自滅したでしょ、なシーンまで生まれてしまいます。

 50分経過しますが、今回も時間切れぎりぎりのニア・フォールな演出もなく
 前回よりダメな印象を更新し続けました。

 残念な内容。

 平均レベル。

Aヘリテイジ王座戦、ピュア・ルールズ:ジェレミー・ワイアット(ch)vs.ダニエル・マカベ(9/24/21)
 マカベの独特のレスリングに対し、
 ジェレミーはオーソドックスで動き自体に独自性は弱いもの。

 なので相乗効果でスパイラルこそ描かないものの
 それぞれ提案をぶつけあっては局所的な充実感はあります。

 後半もピュア・ルールズに基づいて
 テーマのしっかりした内容に仕上げていました。

 中々良い試合。
 (執筆日:10/?/21)

Bゲートウェイ・ヘリテージ王座戦、ストリート・ファイト:ジェレミー・ワイアット(ch)vs.ゲイリー・ジェイ(11/9/21)
 入場し観客と一緒にリング叩きするゲイリーにジェレミーが不意打ちトペ。
 テンポよく戦場を変えゲイリーもトペ。
 ライバル対決として攻防を前面に出して一進一退。

 中盤は竹刀、椅子と凶器を追加しゲイリーが流血。

 ジェレミーが適切に煽る試合運びを見せますが、もう少し時間をかけても良い気がしますね。
 元々60分時間切れを2回経ての決着戦ですし。

 終盤はニア・フォールを一定数生んでいるものの
 パウダー攻撃やレフェリーKO、椅子攻撃自爆など演出強め。
 上手く織り交ぜられたら演出も効果的なのですが逆効果になっていますね。

 試合時間は18分で難易度高くないので、
 60分時間切れよりも評価自体は高くなりますが、満足できるかというと否。

 まあまあ良い試合程度。
 (執筆日:3/?/22)
 

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ゲートウェイ・ヘリテージ王座戦:ジェレミー・ワイアット(ch)vs.ゲイリー・ジェイ(60分時間切れ)(7/9/21)
Aヘリテイジ王座戦、ピュア・ルールズ:ジェレミー・ワイアット(ch)vs.ダニエル・マカベ(9/24/21)
Bゲートウェイ・ヘリテージ王座戦、ストリート・ファイト:ジェレミー・ワイアット(ch)vs.ゲイリー・ジェイ(新チャンピオン!)(11/9/21)