SLA:Best of SLA 2018の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | ゲートウェイ・ヘリテイジ王座戦、ピュア・ルールズ:ジェレミー・ワイアット(ch)vs.ジョナサン・グレシャム(11/16/18) |
@ゲートウェイ・ヘリテイジ王座戦、ピュア・ルールズ:ジェレミー・ワイアット(ch)vs.ジョナサン・グレシャム(11/16/18)
これは…レスリングで会話してますね。
グレシャムがロープを使ったドラスクを放てば
ジェレミーもロープを使ったネック・ブリーカー。
それぞれこの部位攻めの強烈な最初の一発に対して
かなりのダメージ表現をしているのですが、
その中で痛みを背負ったまま攻めに転じているのが素晴らしい。
ジェレミーの律儀さが輝いていましたね。
グレシャムも狙われた首という部位は
普通にプロレスの攻防をしてもダメージが蓄積する部位でもありますし、
結構一極攻めの攻防に受け側からは結びつけづらい所があるのですが、
上手く受けの中で描き分けていて感心しました。
後半もジェレミーが後一歩と普段感じる所が
この部位攻めを貫いた試合の中では完璧に行われていましたね。
幻の決着の後の再試合のパートは
ブレイク権がなくなった状態での盲点をついたサブミッションからの逃れ方など
ブック強めの演出が続きましたね。
少しあくが強いものの最後まとめあげたフィニッシュは
この内容を締めくくるに完璧な一撃でした。
お見事。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:10/?/21)