RWA:Best of RWA 2017の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@RWAヘビー級王座戦、アイアン・マン・マッチ:シェイン・アンドリュース(ch)vs.アーロン・ウィリアムス(10/21/17)
まずはレスリング。
アーロンの地力がしっかりしているので
工夫は薄いが重みを感じさせていて良し。
アーロンが多彩な蹴りで盛り上げていきます。
時間配分は適切で10分経過時に場外を挟む。
シェインがサミングから反撃を開始。
技がそんなに見栄えしないものの
彼もまた展開の切欠は分かりやすく、
スポットを配置するという意識があるのが良い。
投げの応酬からシェインが先取。17分経過。
無目的に技を打たず
攻守の流れにあわせて技を選ぶ。
基本だがこれをしっかり続けら得るのは素晴らしい。
アーロンがちょっかいを出してきたシェインの女子マネを蹴り飛ばし担架送りに。
その勢いのままシェインにクレイドル・パイル・ドライバーを決め1−1。
23分。
28分してサブミッションを解禁。
シェインは脚狙いでアーロンは腕狙い。
ここの部位攻めで時間を稼げば良かったですね。
7分と短く、ここまでコンパクトにする必然性はなかった。
少なくとも40分経過ぐらいまでは引っ張れました。
その後の場外戦。
アーロンがひな壇でパイル・ドライバーを打つなど激しいものですが、
これも内容は良くて問題は行う時間帯。
40分〜45分ぐらいの時間帯で行えれば最高でした。
実際は40分前に終わりサブミッション狙いの攻防となるも
サブミッションをフィニッシャーとする攻防は
そこまで両者上手くなく、ギアがかからなかったのが残念。
47分でシェインが脚への椅子攻撃を放ちますが、
DQにならなかったのが謎だし、
そこからのサブミッションが決まらなかったのも謎。
その後のアーロンの脚のセルも弱い。
前半の試合構成からすると意図薄弱で理解に苦しみます。
残り時間3分でシェインが2本目を取りますが、
その瞬間女子マネが現れただけで明確な介入をしなかったのも首をかしげる。
その女子マネがシェインの脚を掴んでロープ・ブレイクさせて
最後のアーロンの攻撃が3カウントに繋がらないというものも
普通にシェインの腕が届いてしまっていたし、
後半20分は全然良い方向に噛み合っていなくて残念でした。
好勝負を狙えたカード。
中々良い試合。
(執筆日:1/?/19)