TOPアメリカン・プロレスどインディー →RCW:Takeover 3 6/4/11

RCW:Takeover 3 6/4/11の分析


名勝負 なし
好勝負 クルーザー級王座戦:シーマ・ザイオン(ch)vs.アダム・コール

@ルチャ・リブレ・ルールズ:4SAKEN VS.ハーム・シティ・ファイト・クラブvs.ランナウェイズvs.Tジェイ・サイクズ
Aミア・イムvs.キンバー・リー
Bマーク・ブリスコvs.リェット・タイタス
Cダスタードリー・バスターズvs.グレッグ・エクセレント、ミロ・シゾ

Dオフィディアンvs.ジェイ・ブリスコ
 試合後ヨークとアズリエルがマイク合戦。

Eクルーザー級王座戦:シーマ・ザイオン(ch)vs.アダム・コール
 CZWと同じくコールが見事なうざキャラを見せます。
 しばきがいを生み出しながら、
 テンポを生み出しやすい体勢を取る良質な受けがあります。
 ちょっと当たりが浅かったり、避け方がぎりぎりとは程遠かったりと
 意思疎通には改善の余地がありますが両者の魅力が出ていましたね。
 コールがシーマをコーナー上から突き落としてテーブルの上に叩きつける形から中盤へ。
 形勢を維持する首狙いと、試合を決めにいく追い込みを
 バランスよく配分しながら試合を盛り上げ終盤につなげます。
 ここでも依然として合わせる所で勢いが生み出しきれていない所がありましたが、
 ROHに匹敵するようなどちらにも勝ち目があり今にも決まりそうな
 素晴らしいニア・フォールの応酬を見せました。
 ぎりぎり好勝負。

Fアダム・フラッシュ、ライアン・マクブライドvs.ロビー・ミレノ、セイビアン

GRCW王座戦:クリスチャン・ヨーク(ch)vs.アズリエル
 終盤謎の男が現れ、気を取られたアズリエルが敗北。
 その男はヨークにDVDを決め去っていく。

Hラストマン・スタンディング・ランバージャック・マッチ:ラッカスvs.デレク・フレイジャー
 ラッカス軍に紛れ込んだフレイジャーの奇襲からスタート。
 前半は一発で見せるフレイジャーと連携技のラッカスという形。
 売りが違うので自然とテンポが生まれています。
 しかし意図的にではないので後半はきつい。
 ランバージャックはBLK OUTの介入を合法化し、
 逃げるラッカスがリングに戻されるシーンをやりたかっただけで
 特に形式として試合に影響はしていないし、
 ラストマン・スタンディングに至っては完全に最後の寸前まで忘れていた。
 最後も只大技3連発で沈めただけで特に一見の価値あるものではなかったですよ。
 平均レベル。
  
総評
 2012年に大きくブレイクしたレスラー2人がトップ・レベルの働きを見せる団体として注目に値する。
 期待以上の素晴らしい試合でした。
 (執筆日:1/23/12)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ルチャ・リブレ・ルールズ:4SAKEN VS.ハーム・シティ・ファイト・クラブvs.ランナウェイズvs.Tジェイ・サイクズ
Aミア・イムvs.キンバー・リー
Bマーク・ブリスコvs.リェット・タイタス
Cダスタードリー・バスターズvs.グレッグ・エクセレント、ミロ・シゾ
Dオフィディアンvs.ジェイ・ブリスコ
Eクルーザー級王座戦:シーマ・ザイオン(ch)vs.アダム・コール
Fアダム・フラッシュ、ライアン・マクブライドvs.ロビー・ミレノ、セイビアン
GRCW王座戦:クリスチャン・ヨーク(ch)vs.アズリエル
Hラストマン・スタンディング・ランバージャック・マッチ:ラッカスvs.デレク・フレイジャー