PWX:Best of PWX 2012の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
@スティーブ・コリノvs.サム・ショー(1/28/12)
オーソドックスなレスリング。
即物的な速さに頼らずオールド・スクールな一品です。
コリノは感情的なアピール、大袈裟な受身を
ここぞで出して盛り上げていますね。
ショーは特に何をする訳でもないですが姿絵は様になっている選手です。
特別上手い選手ではないけどWWEが欲しがりそうですね。
コリノが観客、レフェリーを見ながらのヒール・プレイで煽りたて、
ショーの反撃の機運を押さえ込んでいきます。
そこにはほぼアスリート要素は入っていませんが
まさしくプロレスラーの技量が詰まっています。
ショーがスケールの大きな素晴らしいスワントーン・ボムなどで追いすがるも
コリノが何とか凌ぎきって最後まで盛り上げました。
終盤の攻防においてカメラがしばしば見切れていたのは残念。
ベテランの妙技が堪能できる試合です。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:11/1/12)