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PWX:Best of PWX 2017の分析


名勝負 なし
好勝負 wXwショットガン王座戦:デイヴィッド・スター(ch)vs.サミ・キャリハンvs.リオ・ラッシュ(1/15/17)

アンサンクションド・マッチ:コーリー・ホーリーズvs.ジョン・スカイラー(10/21/17)

@wXwショットガン王座戦:デイヴィッド・スター(ch)vs.サミ・キャリハンvs.リオ・ラッシュ(1/15/17)
 ロープ・ワーク多用で
 非常にスピーディな試合展開。
 数珠で入れ替わってダイブしまくるシーンは圧巻でしたね。
 その後は3ウェイならではの
 より複雑なチェーン・アクションが繰り広げられます。
 期待以上に尖がったエネルギッシュな試合でした。
 ぎりぎり好勝負。

Aデイヴィッド・スターvs.コーリー・ホーリーズ(5/21/17)
 最近調子の良いスターの魅力が十二分に伝わる内容。
 本領の脚攻めはするものの
 今回は敢えて反撃の脚攻めを食らって見せると
 気持ちの見せ方、脚の痛みのセルを
 上手く使い分けんがら試合を展開。
 スターが上手く相手を泳がせつつコントロールすることで
 適度な一進一退を生み出しています。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:8/?/17)

BPWXヘビー級王座戦:アンソニー・ヘンリー(ch)vs.ジェームス・ドレイク(9/16/17)
 ヘンリーがヒールでいなしつつポイントでは張り合ってとコントロール。
 数年後の姿を知っているとヘンリーが目立ちすぎていて
 ドレイクはもっと主体的になっても、という印象はありますね。

 ヘンリーがドレイクのランニング・チョップを椅子でガードすると腕攻め。
 
 ドレイクはチョップを放つも腕の痛みで崩れて続かず、
 ヘンリーは耐えきれば自動的に主導権を失わない、という
 絶妙のバランス感で攻防を演出していましたね。

 終盤はヘンリーの女子マネ絡み、
 そのどさくさに紛れエヴァンスがドレイク襲撃により決着というチープ・フィニッシュ。
 あっさり目にまとまっています。

 良い内容ですが、後のワークホースメン対決として見てしまうと少し物足りない。

 平均的な良試合。

Cアンサンクションド・マッチ:コーリー・ホーリーズvs.ジョン・スカイラー(10/21/17)
 殴り合うと場外に移り、そのまま会場廊下へ。
 かなりのハイ・テンポで荒々しさがありますね。

 一方で観客と一緒に会場を練り歩くような一体感が欲しい。
 もう少し歩調合せたり煽ったりしても良かったですね。

 リングに戻ってくると凶器も加わり、そしてスカイラーの大流血。

 悪漢コーリーが凶器の手数でボルテージを高めていきます。

 どこまでやるんだという苛烈な潰し合い。
 これは見応えがありましたね。

 ただ良くも悪くも終わりが見えず、
 フィニッシュへのハードルが高まっていった中で、
 最後はコーリーの仲間であるカントリー・ジャックスの乱入絡みだったのは肩透かし。
 リングのマットを剥いでパイル・ドライバーというのは印象的なのですが、
 To be continuedで次に続いていく形となりました。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:2/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@wXwショットガン王座戦:デイヴィッド・スター(ch)vs.サミ・キャリハンvs.リオ・ラッシュ(1/15/17)
Aデイヴィッド・スターvs.コーリー・ホーリーズ(5/21/17)
BPWXヘビー級王座戦:アンソニー・ヘンリー(ch)vs.ジェームス・ドレイク(9/16/17)
Cアンサンクションド・マッチ:コーリー・ホーリーズvs.ジョン・スカイラー(10/21/17)