TOPアメリカン・プロレスどインディー →PWE:Raising the Stakes 3/24/06

PWE:Raising the Stakes 3/24/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約3時間です。

@SATvs.クワイエット・ストーム、リーファー
 SATらしいノン・ストップで飛び、走り回る
 良いオープニング。
 平均より少し上。

A4ウェイ・エリミネーション・マッチ:ハヴィ・エアvs.エンヴィvs.ニック・バークvs.バンディードJr
 この形式で4分とか冗談きつい。
 もっと頑張りましょう。
 ひどい試合。

Bスミエ・サカイvs.デイジー・ヘイズ
 場外の少し高い所からのダイブがあったり
 サカイがズルして頂きやキス攻撃を見せる
 何だか分からないが楽しい試合。
 悪くない。

Cバンクハウス・マッチ:EC ネグロ、モンスター・マックvs.クリス・ロックウェル、マナ
 ロックウェルがタッグ相手を探すも見つからないというスキットから始まります。
 結局ホミサイド戦を控えたマナが加わり
 試合形式どおりの乱戦を。
 悪い試合ながら大会としてはこういう試合もあると良い。

Dマナvs.ホミサイド
 こちらも同じく乱戦。
 似非サモアンのマナをホミサイドが引っ張り
 形にしていますがフィニッシュがひどすぎる。
 少し悪い試合。

Eオール・マネー・イズ・リーガル、バイソン・ブラヴァードvs.アウトキャスト・キラーズ、リッキー・ランデル
 OCKは向上しているとはいえ他の面子が・・・。
 悪い試合。 

Fブリスコ・ブラザーズvs.ジョン・ウォルターズ、ジョン・ウォルターズ
 確かな技術に裏打ちされながら
 速いテンポで展開していく完成度の高い試合を。
 平均的な良試合。

Gクリス・ヒーローvs.アズリエル
 可もなく不可もなく平均レベル。

Hクリス・セイビンvs.サイラス・ヤングvs.ダニー・ダニエルズ
 ノン・ストップで展開していくのは良いのだが
 3ウェイは前半だけで最後は1人ダウンして1対1というのが物足りない。
 まあまあ良い試合。
 
Iチャーリー・ハースvs.エグゼヴィアー
 ハースがインディーで開花させた
 アナザー・サイドを絡めながら
 WWEスタイルの基本を大切にした試合を。
 平均的な良試合。

Jミラノ・コレクションATvs.ジェイ・リーサル
 一進一退の攻防で
 まあまあ良い試合だったと思います。
 只フィニッシュ含め、ややアンチ・クライマックス的ではありますね。

KAJスタイルズvs.ハーリー・スミス
 AJがキャリーしているとはいえ
 スミスがここまでやるとは思いませんでした。
 テディーもそうですがレスリングの使い方が中々どうして上手い。
 例えばヘッド・ロックを食らっている状態で
 只何もしないのではなく逃れようとしていると見せれる等
 今時の若手にしては珍しい。
 下手をしなければシングル・レスラーとしては
 親を超えれるかもしれませんね。
 粗を出さないためか短めでしたが充実しており
 好勝負に届かずも中々良い試合。

総評
 反ROHを掲げているとはいえ
 立ち上げたのがROHから追い出されたRf Videoのロブですからね。
 観客の少なさを除けば
 初期ROHに酷似しており
 インディーとは思えないほど平均点が高いです。
 PWEの中では最高レベルかな。
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

KAJスタイルズvs.ハーリー・スミス
  まずはレスリング。
  スミスは決してAJに負けていない。
  離れる。
  AJが腕に狙いをつけブレーン・バスターを狙う。
  スミスが耐えアーム・バーに切り返す。
  AJがロープを掴む、
  スミスが執拗にヘッド・ロック。
  AJがグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
  スミスは跳びぬけるとロープに走る。
  AJがカウンターでドロップ・キック。
  ブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  ヘッド・ロック。
  スミスはエルボーを入れてロープに走るもカウンターでエルボーを食らう。
  AJがスミスをロープに振ろうとする。
  耐えられ、ならばと自身がロープに走る。
  スミスが場外へ放り投げようとする。
  AJは耐えるとモンキー・フリップ。
  インディアン・デス・ロックからブリッジ。
  スミスがロープを掴む。
  スミスがカウンターでハイ・ニー。
  バック・ドロップを決めカバー。カウント2。
  ヘッド・ロック。
  立ち上がったAJを殴りつけロープに振る。
  AJは振り返すと蹴りを入れドラゴン・スクリューへ。
  スミスがその動きを利用してアーム・バーに捕らえる。
  AJがロープを掴む。
  アバランシュ・スラムへ!
  AJは後ろに逃れるとドロップ・トー・ホールドでスミスをターン・バックルにぶつける。
  攻め立てスプリングボード式フォア・アームズ。
  カバーするもカウント2。
  アーム・ロック・バック・ドロップからカバー。カウント2。
  ならばとスタイルズ・クラッシュへ!
  スミスがリバース・スープレックスに切り返す。
  着地しロープに走ったAJにパワー・スラム。カウントは2。
  踏み鳴らし蹴りを放つ。
  AJは避けるとトーチャー・ラック。
  スミスは何とか逃れるとタイガー・スープレックス。カウントは2。
  AJをコーナーに乗せる。
  AJはスミスを殴り落とすと飛びつきハリケーン・ラナへ。
  スミスが耐えパワー・ボムへ。
  AJがサンセット・フリップに切り返そうとする。
  スミスが潰しカバーへ。
  AJが丸め込み返し1,2,3!
  AJの勝利!
  ヒーローが現れ2人を攻撃。
  AJに反撃されるや逃げ出す。
  そのヒーローをキングストンが襲撃。
  ヒーローに襲い掛かろうとしてレフェリーに止められたAJは
  そのレフェリーにスタイルズ・クラッシュ。

試合結果

@SATvs.クワイエット・ストーム、リーファー
A4ウェイ・エリミネーション・マッチ:ハヴィ・エアvs.エンヴィvs.ニック・バークvs.バンディードJr
Bスミエ・サカイvs.デイジー・ヘイズ
Cバンクハウス・マッチ:EC ネグロ、モンスター・マックvs.クリス・ロックウェル、マナ
Dマナvs.ホミサイド(カウントアウト)
Eオール・マネー・イズ・リーガル、バイソン・ブラヴァードvs.アウトキャスト・キラーズ、リッキー・ランデル
Fブリスコ・ブラザーズvs.ジョン・ウォルターズ、ジョン・ウォルターズ
Gクリス・ヒーローvs.アズリエル
Hクリス・セイビンvs.サイラス・ヤングvs.ダニー・ダニエルズ
Iチャーリー・ハースvs.エグゼヴィアー
Jミラノ・コレクションATvs.ジェイ・リーサル
KAJスタイルズvs.ハーリー・スミス