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Prestige Wrestling:Best of Prestige Wrestling 2024の分析


名勝負 なし
好勝負 マイク・ベイリーvs.ムスタファ・アリ(2/25/2024)

ダニエル・マカベvs.ザック・セイバーJr.(4/14/2024)

@レイ・ホルスvs.ブラック・タウルス(2/25/2024)
 マスカラ・ドラダ2.0欠場によりタウルス登場。
 これはクレームなしの代理カードですね。

 ハイ・フライ混ぜたいつものルチャ・リブレで
 連続的につながる演舞は見応えあり。

 タウルスがアピール交えつつベースラインを作り、
 安定感のある一進一退を見せました。

 中々良い試合。

Aマイク・ベイリーvs.ムスタファ・アリ(2/25/2024)
 演舞で劣勢に回ったアリが
 450°をベイリーの腕に決めて腕攻めへ。

 ベイリーのダメージ表現と間の使い方が素晴らしいですね。

 アリは次の行動に対して少し逡巡しており、
 もう少し自分の意思押し出しても良いですね。

 しかし終盤アリが思いっきりトペを放つと、
 ベイリーも観客席に突っ込むのも気にせずアサイ・ムーンサルト。
 
 お互いの気持ちが乗ったフルスロットルの攻防で爆発しました。

 ぎりぎり好勝負。

Bダニエル・マカベvs.ザック・セイバーJr.(4/14/2024)
 引退ロードの中で大物との対決。
 グラウンドどのように変化するか楽しませる。
 世界トップに見劣りしないことを改めて証明。
 序破急が見えにくいレスリングの中でしっかり見せ場だと伝わるものを作った上でグラウンドの最後はセイバーが腕にストンピング。

 セイバーの腕攻めに対しグーパンカウンター。

 凄い絵になっているわけではないが
 変に売れ線に走る訳でもなく
 2人の試合としてヒートしていっています。

 ぎりぎり好勝負。

Cアレックス・シェリーvs.クリス・セイビン(7/12/2024)
 MCMG対決。
 それぞれシングル・レスラーとして大成した後なので、
 アクションではなく心理戦で十分に魅せれる。

 セイビンがヒール寄りに回りながら
 パートナー対決のストーリーを雄弁に語りました。

 2試合目という位置づけを考慮して
 技制限している中でここまで魅せたのは流石です。

 ただ定期的に参戦している団体でゲストでもないでしょうから
 制限のないマッチ・アップを見たかったのも本音です。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:12/?/24)