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Prestige Wrestling:Best of Prestige Wrestling 2023の分析


名勝負 なし
好勝負 クリス・セイビンvs.マイク・ベイリー(3/26/23)

CWC1回戦:ダニエル・マカベvs.アルテミス・スペンサー(7/8/23)

@ノー・キャンバス、ノー・ロープス・バーブド・ワイヤー・デス・マッチ:AKIRA vs.ドレクセル(2/17/23)
 ノー・ロープス・バーブド・ワイヤーを序盤から
 地味にえぐく使っていきますね。

 ノー・キャンバスの使い方も形骸化させず
 ナチュラルに使っていてデス・マッチとしての危うさがベースにあってGood。

 最後はリングの木板を外す演出まで。
 視覚的インパクトは素晴らしいですが、
 どうしても試合のテンポとしては落ちて、
 クライマックスの見せ方もう少し維持できたらな、という思い残って、
 好勝負に少し届かず、という評価ですが、予想以上に面白かったです。

Aクリス・セイビンvs.マイク・ベイリー(3/26/23)
 オーソドックスながらキレありテンポに乗って綺麗に見えます。

 相手見ながら形にはめていますね。

 タッチ交代しながら繋ぐ形でもしっかりクオリティあり。
 そういう状態なので双方が同時に考えて動き出すと当然はねます。
 
 セイビンの脚攻めは巧みで惚れ惚れしますね。
 ベイリーも足の痛み意識しつつも必要な時はちゃんと緩急つけていて良し。

 充実の一戦でした。

 ぎりぎり好勝負。

Bロバート・マーターvs.ティモシー・サッチャー(3/31/23)
 ティモシーの地味にきつい攻めに対して
 ロバートがダウンと顔芸で応じ盛り上げます。

 熱戦までは行かないものの
 カードから期待する絵は随所に見られました。

 中々良い試合。

Cロデリック・ストロングvs.ケビン・ブラックウッド(6/18/23)
 細部でせめぎ合うレスリング。
 演舞を挟んで区切ると今度はハードな打撃合戦。
 特別な一戦という覚悟を2人が持っていることが伝わってきますね。

 エプロンでのバック・ドロップから後半はロデリックの腰攻め。
 ケビンのダメージ表現も適正ですが、
 攻めている側のロデリックも疲労を感じさせる間の取り方をしていたのが良いですね。

 ケビンの感情が伝わりやすい一方で、
 絞られた道筋の中、前半で見せた色んな可能性が切り捨てられた部分も。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

DCWC1回戦:ダニエル・マカベvs.アルテミス・スペンサー(7/8/23)
 私得すぎるカード。

 こだわりのあるグラウンド。

 アルテミスは相変わらずロープを使うのが好きな割に
 足元がおぼつかないお茶目さを見せますが、立体的に魅せます。

 マカベも彼ならではの独特な体勢の動かし方。
 膠着シーンも含めて攻防に仕上げます。

 レスリングの動きとして不器用なところもあるが
 その攻防の世界観に無理解ではないが故に
 その不器用さも許容された戦いです。

 終盤のとても現代的ではないアキレス固め合戦も面白かった。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/23)