PCW:UltraKlash 10/24/03の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
2枚、約2時間25分です。
◆スーパーマン、スパイダーマン、お化けのコスチュームでXファウンデーションが登場。
邪魔してきたボンバリーを返り討ちにした後去っていく。
@ビギー・ビッグスvs.プラギュー
受身は著しくレベルが低く、自分に合った技すら見つけていない。
構成も設定もない戦い方で最後はプラギューがチョークし続け反則。
ひどい試合は多数あるがこれはそれを遥かに超えている。
ゴミ箱行き。
◆ヒールGMらしきマイク・ベガがマイク・アピール。
アーロン・プロクターが現れちょっかいを出すもパイル・ドライバーで排除されます。
ディスコが現れベガに殴りかかりそのまま入場口裏に消えます。
プラギューがディスコを殴りながら戻ってきてリング上で叩きのめす。
Aセクシー・チノvs.ジェイソン・ベネット
練習生レベルの内容。
どんな展開になろうとボロが出ます。
ひどい試合。
Bスコット・ロスト、ビリー・キムvs.シルバー・タイガー、チッピー・サンチェス
タイガーは格好もつかないムーブ打ちですね。
チッピーも粗い。
これではいくらロストが能力があろうとそれを発揮する機会がありません。
ひどい試合。
Cスティーブ・ペインvs.リル・チョロ
前半はラフ・ファイト。
インテンシティーも高くなければ意味もない乱戦です。
後半から工夫した攻防を幾つも見せますが、
余りに遅く、わざとらしすぎて醒めます。
最後は只大技であるから盛り上がっただけ。
ひどい試合。
D#1コンテンダーズ・マッチ:アポロ・カーンvs.ダンテvs.インフェルナル
史上最低空のスプリングボードや
こけたかと思うランニング・エルボーなど
完成度が極めて低い技の数々が見られます。
レフェリーがヒューマン・トルネードで
リングにいる誰よりも上手いという現実。
ひどい試合。
Eタッグ王座戦:ダメージInc(ch)vs.スコーピオ・スカイ、クイックシルバー
ダメージIncは仲の悪いストーリー中のようです。
片割れはそれなりに頑張っていることが伝わってきましたね。
終盤は技でカットしながら打ち合い盛り上げたものの
演出の精度が悪く、最後で印象を落としてしまいました。
悪くない試合。
Fマキシマム王座戦:ジョーイ・ライアン(ch)vs.ホック・ボンバリー
ボンバリーがライアンのサブミッションを引き立てようとするも
序盤のヘッド・ロックからするのはやりすぎってものです。
中盤はボンバリーが打撃で支配。
追い込んでいくやり方は良いのですが
そのビジュアルからとにかく格好がつかないのが致命的です。
終盤はお互いの狙いを貫いた上で脚負傷という展開を入れていました。
平均レベル。
Gスーパー・ドラゴンvs.エンジェル
王座戦を抑えてメインという事で期待していましたが、
エンジェルはまさかのゲイ・キャラ。
これにはがっかりしましたね。
しかし試合が始まってみれば最初のレスリングは意外に真面目でリアルです。
そこからスパドラが甚振りモードに持って行こうとする。
ここでもエンジェルが抵抗し積極的に攻守を奪い合おうとします。
そして目玉の甚振りモード。
魅力、完成度共に他を圧倒していますね。
ここまで満足いく内容だったのですが終盤はいまいち。
エンジェルがヒールなので納得いく終盤の攻防が作りにくいんですよね。
それに最後はSARS乱入からの決着です。
最後で再びがっかりです。
平均より少し上
総評
パッケージの爪がいまいちでディスクが外れる事が多いです。
ディスク自体も質が良くなく、見れるかどうかが一つの賭けです。
そもそもこんなものは手に入れる必要ありません、というのが私のアドバイスですが。
(執筆日:4/11/11)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ビギー・ビッグスvs.プラギューAセクシー・チノvs.ジェイソン・ベネット
Bスコット・ロスト、ビリー・キムvs.シルバー・タイガー、チッピー・サンチェス
Cスティーブ・ペインvs.リル・チョロ
D#1コンテンダーズ・マッチ:アポロ・カーンvs.ダンテvs.インフェルナル
Eタッグ王座戦:ダメージInc(ch)vs.スコーピオ・スカイ、クイックシルバー
Fマキシマム王座戦:ジョーイ・ライアン(ch)vs.ホック・ボンバリー
Gスーパー・ドラゴンvs.エンジェル