TOPアメリカン・プロレスどインディー →NGW:2/22/13

NGW:2/22/13の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@予選、4コーナー・イリミネーション・マッチ:テディ・ハートvs.ジョン・モリソンvs.マット・ジャクソンvs.ニック・ジャクソン
 (2人が脱落した時点で終了。フォールを取られなかった2人が王座戦へ)
 ジャクソン兄弟は当然Yバックスとして協力プレイ。
 テディ、モリソンとのタッグ対決となりますが、
 あくまでYバックスが脅威なので組むという経緯を語りたい。
 Yバックスの奇襲スタートで分かりにくかったとはいえ
 形式自体がタッグなのだとしばらく錯覚してましたからね。
 モリソンは積極的にアクションを生み出すも
 攻防を行うに当たって若干のゆとりをもらっていることは否めない。
 テディも流れをとめずに技を出さないといけないのに無駄に時間を取ってしまっている。
 全体的にモリソン、テディによって試合のギアがかかりきらない原因となっている。
 終盤はテディの危険技で盛り上がるがそれ以上ではない。
 まあまあ良い試合。

A予選、4コーナー・イリミネーション・マッチ:ジャック・エヴァンスvs.サムライ・デル・ソルvs.フリップ・ケンドリックvs.ソンジャイ・ダット
 (2人が脱落した時点で終了。フォールを取られなかった2人が王座戦へ)

B予選、4コーナー・イリミネーション・マッチ:デイビー・ボーイ・スミスJr.vs.ブライアン・ケイジvs.ケビン・ナッシュvs.トレント・バレッタ
 (2人が脱落した時点で終了。フォールを取られなかった2人が王座戦へ)

Cタトゥード・ターミネーターズvs.カラチ・ヴァイス

DNGW王座戦、4コーナー・イリミネーション・マッチ:ジョン・モリソンvs.サムライ・デル・ソルJr.vs.ジャック・エヴァンスvs.テディ・ハートvs.デイビー・ボーイ・スミスJr.vs.ブライアン・ケイジ
 遠方の固定カメラによる撮影というのが痛いですね。
 正面以外の場外のやり取りが見えにくいのです。
 基本的な試合の印象としては中途半端なスポット・フェスト。
 エヴァンス/テディのライバル性やケイジのパワー、
 サムライの敏捷性、モリソンのスター性、スミスのオールラウンド性と
 良いカラーを持った選手が集まっているのにその特色を出し切れていない。
 途中からは完全にテディの危険技品評会となりました。
 そのテディが2階席相当の高さからムーンサルトを放ったのが最大の見せ場。
 しかしそれで脚を痛めたという展開。
 モリソンと握手し場外に下りたので自主的に離脱するのかと思いきや、
 リングアウトになった瞬間、レフェリーに怒りをぶつけ暴行したのは意味不明。
 時間取り過ぎて完全に試合が途切れており高所ダイブによる熱もなくなっているし、
 テディもしくはAAA的な悪い一面が出たなという印象。
 その後はケイジの見せ場も少しあったが、大枠はサムライとモリソンの最後の一騎打ちに焦点が当たっています。
 攻防としては色々工夫を凝らしているという意味で面白いかもしれない。
 しかし、やたら演舞的でそれまでの過程を無視しているといって過言ではなかった。
 まあまあ良い試合。
 試合後モリソンがレフェリーを攻撃。テディも戻ってきて攻撃し、今回はこんなクソ・レフェリーに水を差されたが次回は一騎打ちでちゃんと試合しようぜ、ということらしいですね。

 
総評
 参加選手は非常に興味深い面子なのですが、
 2試合見た印象ではテディ、もしくは団体をバックアップしているAAA Canadaの影響が強く、
 試合のクオリティには余り期待できない印象です。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
(執筆日:2/24/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@予選、4コーナー・イリミネーション・マッチ:テディ・ハートvs.ジョン・モリソンvs.マット・ジャクソンvs.ニック・ジャクソン
A予選、4コーナー・イリミネーション・マッチ:ジャック・エヴァンスvs.サムライ・デル・ソルvs.フリップ・ケンドリックvs.ソンジャイ・ダット
B予選、4コーナー・イリミネーション・マッチ:デイビー・ボーイ・スミスJr.vs.ブライアン・ケイジvs.ケビン・ナッシュvs.トレント・バレッタ
Cタトゥード・ターミネーターズvs.カラチ・ヴァイス
DNGW王座戦、4コーナー・イリミネーション・マッチ:ジョン・モリソン(新チャンピオン!)vs.サムライ・デル・ソルJr.vs.ジャック・エヴァンスvs.テディ・ハートvs.デイビー・ボーイ・スミスJr.vs.ブライアン・ケイジ