TOPアメリカン・プロレスどインディー →MLW:Saturday Night Superfight 11/2/19

MLW:Saturday Night Superfight 11/2/19の分析


名勝負 なし
好勝負 トム・ロウラーvs.ティモシー・サッチャー

MLW世界ヘビー級王座戦、ノーDQ:ジェイコブ・ファトゥー(ch)vs.LAパーク

@レオ・ブライエンvs.サヴィオ・ヴェガ
Aジノ・メディナvs.エア・ウルフ
Bイホ・デLAパークvs.ゼンシ
CCONTRA vs.ダグラス・ジェームス、ドミニク・ギャリーニ、スピリット・スクアッド
Dタッグ王座戦、トルネード・タッグ:ダイナスティ(ch)vs.フォン・エリックス
Eインジャスティスvs.グリンゴ・ロコ、セプティモ・ドラゴン、プーマ・キング

Fミドル級王座戦:テディ・ハート(ch)vs.オースチン・エリーズ
 だらだらするテディにエリーズがトペ。
 エリーズは少し体が萎んだ印象はあるものの
 コンディションは良く、きびきびした攻めを見せます。

 テディのサボり癖には
 脚攻め含め手数を増やして対応すべき、
 ということが良く分かっていますね。
 
 テディもハードワーカー自体は嫌いではないので、
 エリーズに刺激され彼の求めるものをポイントでしっかり返し、
 集中力を切らさずにやりきりました。
 
 エリーズのトペ自爆からの一伸びも良かった。

 好勝負に少し届かず。

Gロウ・キーvs.ブライアン・ピルマンJr.

Hトム・ロウラーvs.ティモシー・サッチャー
 デフォルメされたムーブに
 その威力をショーアップさせる受け。
 内容自体は打撃と絞め技に特化したもので、
 予想の範囲を超えるものではありませんが、
 エアプレイン・スピンなど
 予備動作なしに入れ込むスポットが良い効果をもたらしています。

 後半の展開は世界観から外れ、
 オーソドックスなプロレスの理断りに基づいていますが、
 それでもスポット使いの非凡なセンスは変わらず面白かった。

 ぎりぎり好勝負。

Iステアウェイ・トゥ・ヘル・マッチ:マンス・ワーナーvs.ジミー・ハヴォックvs.ベスティア666
 有刺鉄線が上空に吊るされている形式。
 テンポ良い乱戦で、次々と凶器が投入されていきます。
 有刺鉄線奪取まで段階を踏んでスポットを作り、
 デス・マッチ・ファイターならではの繊細さを見せました。
 最後までカオスながら丁寧さが光りました。
 好勝負に少し届かず。

J無差別級王座戦:アレキサンダー・ハマーストーンvs.デイビー・ボーイ・スミスJr.

KMLW世界ヘビー級王座戦、ノーDQ:ジェイコブ・ファトゥー(ch)vs.LAパーク
 いきなりジャーマンの打ち合いにトペ。
 モンスターvs.モンスターって感じがしますね。

 ファトゥーのタフ・アーマーっぷりが
 パークのルチャのラフ・ファイトと絶妙な調和。
 ファトゥーが一方的に攻めパークを流血に追い込みます。

 こうなるといつも通り50歳を超えたパークのガス切れが心配ですが、
 今回は無理に五分五分に持っていかず7/3で作ったのが正解。
 パークが必死に食らいついていく様が胸を打ちます。

 最後はブックによる演出で、
 ファイヤー・ボールに女子マネ被弾。
 シベルvs.パルカの試合を彷彿とさせますね。
 しかし、それよりエンターテイメント以上の重みがある。
 こんな試合が見れるとは思わなかった。

 ぎりぎり好勝負。

 (執筆日:11/?/19)

Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@レオ・ブライエンvs.サヴィオ・ヴェガ
Aジノ・メディナvs.エア・ウルフ
Bイホ・デLAパークvs.ゼンシ
CCONTRA vs.ダグラス・ジェームス、ドミニク・ギャリーニ、スピリット・スクアッド
Dタッグ王座戦、トルネード・タッグ:ダイナスティ(ch)vs.フォン・エリックス(新チャンピオン!)
Eインジャスティスvs.グリンゴ・ロコ、セプティモ・ドラゴン、プーマ・キング
Fミドル級王座戦:テディ・ハート(ch)vs.オースチン・エリーズ
Gロウ・キーvs.ブライアン・ピルマンJr.
Hトム・ロウラーvs.ティモシー・サッチャー
Iステアウェイ・トゥ・ヘル・マッチ:マンス・ワーナーvs.ジミー・ハヴォックvs.ベスティア666
J無差別級王座戦:アレキサンダー・ハマーストーン(新チャンピオン!)vs.デイビー・ボーイ・スミスJr.
KMLW世界ヘビー級王座戦、ノーDQ:ジェイコブ・ファトゥー(ch)vs.LAパーク