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MLP:Best of MLP 2024の分析


名勝負 KONOSUKE TAKESHITA vs.マイク・ベイリー(10/19/2024)

ジョシュ・アレキサンダーvs.KONOSUKE TAKESHITA(10/20/2024)
好勝負 エル・ファンタズモvs.マイク・ベイリー(10/20/2024)

@エル・ファンタズモvs.マイク・ベイリー(10/20/2024)
 ベイリーのムーンサルト・ダブル・ニーをファンタズモが剣山で迎撃。
 どちらも脚を痛める布石に。

 コミカルになりそうな絵面ですが、
 ちゃんと戦いの体裁を失わせないのは流石。

 場外を巡っての切り返し合いなど
 おっと思わせるポイントを入れ込み、
 メイン的な熱戦ではないが
 ミッドカードの中での面白さを追求しています。

 ぎりぎり好勝負。

AKONOSUKE TAKESHITA vs.マイク・ベイリー(10/19/2024)
 竹下が体格と間で魅了。
 そこに攻防が始まればスピーディな緩急を加えます。

 場外、エプロンと使って早くもエプロンDVD。
 これを序盤でも処理できていますね。

 中盤のスケール感。
 竹下の間とヒール・ムーブが活きていますね。

 ベイリーがトップ・ロープから横のロープに移ってからのコークスクリュー・プランチャを見せる等
 この試合ならではのレア・ムーブも効果的に演出。

 どちらも構築、試合運びに優れますが
 ムーブ自体もいつもより最大スケール、
 カウンターも冴えてスリリングな切り返し合いでした。
 両者天晴です。

 ぎりぎり名勝負。

Bジョシュ・アレキサンダーvs.KONOSUKE TAKESHITA(10/20/2024)
 ベーシックなやり取り。
 切り返し少なくスロー・スタートですね。

 徐々にギアをあげアンクル・ロック等前振りをしていきます。

 重い一撃一撃をしっかり疲労感で反映させつつ、
 かといって過剰にはテンポを落とさず、
 トップファイター同士の均衡感を見せました。

 ジョシュがジャーマン連打。
 そのままエプロンで一発、場外でも狙いますが、
 竹下が花道でブレーン・バスターに切り返します。

 上記のようなダメージ・キャンセルで主導権を入れ替えられるムーブを利用しながら激闘展開。
 過度なキック・アウトに頼らず、まとめました。

 個人的には昨夜の試合の方が好みですが、甲乙つけがたいとんでもない試合でした。

 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:12/?/24)