TOPアメリカン・プロレスどインディー →IWC:A Call to Arms 4 A Tribute to Spirit 12/7/07

IWC:A Call to Arms 4 A Tribute to Spirit 12/7/07の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚約2時間55分です。

IWC 100th Celebration Weekend Night One。
これが最後の大物参戦になりそうな予感です。

@デリリウスvs.ラリー・スウィニー
 お祭りのオープニングはこのカード。
 スウィニーは音楽を鳴らしてダンスしたり手攻めをしたりと
 笑いを起こして安定した仕事をしていましたが一方のデリリウス。
 彼もネタは豊富だったんだけれどコメディー・チックな動きは封印していて
 スウィニーに食われる形になっていましたね。
 悪くない試合。

Aデイビー・リチャーズvs.リッキー・レイヤース
 レイヤースもリチャーズと同じ方向で頑張っていたんだけどねぇ。
 どうも大成しなかったね。
 試合は2人の充実度の違いがムーブにも出ていて
 リチャーズがしっかり最低限のラインを超えてきたな、という印象です。
 悪くない試合。

Bモーター・シティ・マシンガンズvs.バーニング・リバー・ブリゲイド(ジョシュ・プロヒビション、M-Dogg 20)
 ブリゲイドはUWAの2人だったんですね。
 これならと思いましたがいきなり控えのM-Doggは相手の控えを落としてダイブという意味不明なスポットを繰り出し
 プロヒビションもM-Doggの股間の上に倒れてもリアクションを取らないというやる気の無さ。
 IWCオリジナルよりはスポットを知っているし後半はましでしたけど余り良い仕事はしていないですね。
 MCMGならこのレベルが基本です。
 平均レベル。

C2006 MOTY Revisited:スーパー・ヘンタイvs.トロイ・ローズ
 団体は選手を売り出す側ですから宣伝も必要でしょうが
 大物が来てる前で彼らがうちのMOTYなんだよ、という事の恥ずかしさはないんでしょうか。
 普通の技が崩れたりするというのに。
 只エプロンから場外へのロシアン・レッグ・スイープという技を使いながら
 試合は決して過激な波にまかせたものではない方向性であった事は評価します。
 悪くない試合。

D2006 Feud of the Tear Revisited:ロウ・キーvs.ジョン・マチェスニー
 ロウ・キーのハードなチョップに対して
 ヘタレのマチェスニーが卑怯な戦法で盛り返す。
 このカードでやる事は決まっています。
 只今回はマチェスニーの逃げが強くて
 反撃手段として提示した腰攻めも不十分です。
 また終盤お互いの意図が通じていない場面も見られましたし。
 最後のダイビング・ダブル・ストンプ2発が
 不満を体現しているような気がしますね。
 平均レベル。

 歴代のIWC王者が一堂に介するイベントを挟みます。

Eタッグ・スクランブル:ガンビーノ・ブラザーズvs.ベイビーフェイス・ファイヤーvs.クレバランド・マフィアvs.セクシュアル・ハラスメントvs.ファケイド&ガルガーノ
 それぞれが連携技といった見せ場を披露し
 群れへの連続ダイブや連続投げ、連鎖技といった多人数ならではのスポットも豊富。
 これでスポット自体をもっと瞬発的に行いスピード感を出し
 ラストのシングルを短くしていたらかなりのものだったんですけどね。
 この面子だったらこれでも上出来でしょう。
 まあまあ良い試合。

 トレイシー・スマサーズがリングに登場し挨拶。

FIWC's Biggest & Bloodiest Feud Renewed:シャーリー・ドゥーvs.セバスチャン・ダーク
 こちらも中々の誇大広告。
 いや今回流血さえしてませんしもはや虚偽広告レベルか。
 SKIPすべき内容でしたね。
 ひどい試合。

GSummer Sizzler 2004 Rematch:AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズvs.ホミサイド
 うーん、何なんでしょうね。
 表現が上手く回っていないですね。
 積極的に3ウェイを取り込んでいる割には
 結構適当だったりして合わせているシーンも目立ちます。
 試合が進むにつれこじんまりとしていきました。
 期待外れの平均レベルです。

総評。
 IWCも再びどインディーへと戻っていくのでしょう。
 (執筆日:5/7/07)
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@デリリウスvs.ラリー・スウィニー
Aデイビー・リチャーズvs.リッキー・レイヤース
Bモーター・シティ・マシンガンズvs.バーニング・リバー・ブリゲイド(ジョシュ・プロヒビション、M-Dogg 20)
C2006 MOTY Revisited:スーパー・ヘンタイvs.トロイ・ローズ
D2006 Feud of the Tear Revisited:ロウ・キーvs.ジョン・マチェスニー
Eタッグ・スクランブル:ガンビーノ・ブラザーズvs.ベイビーフェイス・ファイヤーvs.クレバランド・マフィアvs.セクシュアル・ハラスメントvs.ファケイド&ガルガーノ
FIWC's Biggest & Bloodiest Feud Renewed:シャーリー・ドゥーvs.セバスチャン・ダーク
GSummer Sizzler 2004 Rematch:AJスタイルズvs.クリストファー・ダニエルズvs.ホミサイド