TOPアメリカン・プロレスどインディー →IWC:Newville Knockout 2 10/19/06

IWC:Newville Knockout 2 10/19/06の分析


名勝負 なし
好勝負 AJ スタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ

1枚組み2時間。

1試合目−ジェイソン・ゴーリーvs.ディーン・ラドフォード
 それほど上手くなくてもスムーズに試合を運べる
 巨人vs.小人という典型的な構図を使い
 終盤はカナディアン・デストロイヤーもどきとかインパクトある技をつかって見ごたえあり。
 まあまあの試合。 
 
2試合目−シマ・ザイオンvs.クリス・セイビン
 ザイオンまったくよいとこなし。
 脚は引っ張ってないので良いか。
 完全にセイビン1人で作った試合。
 
3試合目−セクシャル・ハラスメントvs.マーシャル・ガンビーノ、ジミー・デマルコ
 セクハラの1人はヘンタイと違って
 名は体を表すのゲイ・ギミックでお笑い系。
 リコを思い起こさせる良い感じのレスラー。
 只もう1人がノーマルで普通に連携技を繰り出す辺り面白みに欠け
 リコ&ハースには敵わないんですが・・・。
 相手はたいしたことありませんでしたが
 ファン・マッチとしてはまあ良い方です。
 
4試合目−スーパー・インディ王座戦:デリリウス(ch)vs.ジョン・マチェスニー
 デリリウス側のネタっぽい行動で間延びして
 終盤がほとんどなし。 
 両者地力はあるので悪くはないですけど。

5試合目−トロイ・ローズvs.ヘンタイ
 悪い試合。
 
6試合目−シャーリー・ドー、ディーン・ラドフォード、ヘンタイvs.ジェイソン・ゴーリー、トロイ・ローズ、ジミー・スヌーカ
 スヌーカのためだけに組まれた試合。
 スヌーカが最後だけ出ておいしいとこ取り。
 年でスーパーフライもセカンド・ロープから放つのが精一杯。
 ひどくつまらない試合。

7試合目−AJ スタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ
 このカードも3年連続で行われたことになる。 
  04年は最高で、05年は最低、
 そして迎えた06年の今回は平均といったところ。
 ドロップ・キックの攻防を始めとして
 細部でお約束を破ろうという試みが見れ
 面白いものの逆にいつもの攻防よりやや質を落とす結果になっています。

総評。
 アンダーカードがそれなりで
 豪華なメイン・イベントも期待を裏切ることなく
 IWCにしては良い大会に入るでしょう。
 けどメイン・イベントがベスト版に収録されたなら
 手に入れる価値が激減するのだけれど・・・  
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

FAJ スタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ 
  見事な腕、頭の取り合いから始まる。
  ダニエルズが余裕を持っている分やや優位。
  スピード・アップさせ先手を取ろうという目論見が外されたAJは場外で間をおく。
  ダニエルズの方から動くように仕掛け、ようやくドロップ・キック炸裂。
  ダニエルズの首、腰を攻めブリッジで締め上げる。
  ダニエルズは一回転してのリバースDDTをスナップ・メアに返すと
  クローズラインでAJを場外に落とし体力回復を図る。
  ダニエルズがじっくりとAJに攻め込んでいく。
  AJは不意を突いてハリケーン・ラナを決め攻め入るも
  ダニエルズはアブナミドル・ストレッチに捕らえAJの動きを止める。
  ダニエルズは首に狙いをつける。
  クローズラインで相打ち。
  AJが猛反撃を開始。
  ダイビング・フォア・アームズからカバー。カウント2。
  ネック・ブリーカーからカバーもカウント2。
  ならばとスタイルズ・クラッシュへ!
  ダニエルズはリバース・スープレックスに返すとブルー・サンダー・ドライバー。カウントは2。
  チョーク・スラムからBMEもカウントは2!
  AJがペイレイ・キックを決める。
  両者ダウン。
  丸め込み合いはカウント2止まり。
  AJはスタイルズ・クラッシュを狙う!
  ダニエルズは逃れるとエンジェルズ・ウィングへ!
  AJはジャックナイフ固めに切り返す!
  返されるや、その勢いを利用しスタイルズ・クラッシュの体勢に!
  ダニエルズは蹴りつけて逃れるとAJに向かっていく!
  AJはその勢いを利用しスクール・ボーイで1,2,3!
  試合後両者はお互いの健闘を称えあう。  

試合結果

@ジェイソン・ゴーリーvs.ディーン・ラドフォード
Aシマ・ザイオンvs.クリス・セイビン
Bセクシャル・ハラスメントvs.マーシャル・ガンビーノ、ジミー・デマルコ
Cスーパー・インディ王座戦:デリリウス(ch)vs.ジョン・マチェスニー
Dトロイ・ローズvs.ヘンタイ
Eシャーリー・ドー、ディーン・ラドフォード、ヘンタイvs.ジェイソン・ゴーリー、トロイ・ローズ、ジミー・スヌーカ
FAJ スタイルズvs.クリストファー・ダニエルズ