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ICW:Best of ICW No Holds Barred 2022 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 アメリカン・デス・マッチ王座戦:ケイシー・カタル(ch)vs.ミッキー・ナックルズ(11/12/22)

アメリカン・デス・マッチ王座戦:ケイシー・カタル(ch)vs.ブランドン・カーク(12/17/22)

@アメリカン・デス・マッチ王座戦:ケイシー・カタル(ch)vs.ミッキー・ナックルズ(11/12/22)
 ミッキーが挨拶代わりの一発。
 観客も巻き込みながら上質な間で試合を運びます。

 ケイシー受け止めながらもラフなやり取りでフォロー。

 場を変えず逃げず特別カードにふさわしい質感がありますね。

 ミッキーは男性だと優位に立ちつつ反撃ポイントを意図的に譲ることもありますが
 今回は同性相手とあってそれをせずケイシーの自由意思に任せます。

 どうしてもケイシーの攻め比率少なく物足りなさもありますが、
 ミッキーの容赦ない攻めに対し、
 耐え凌いで最後は相応の揮発を見せ、時の人、王者としての気概を見せました。

 ぎりぎり好勝負。

Aアメリカン・デス・マッチ王座戦:ケイシー・カタル(ch)vs.ブランドン・カーク(12/17/22)
 ケイシーはウェディング・ドレスを思わせる白いコスチュームで登場。

 開始後赤い照明が灯りクルール乱入かと注意がそれたブランドンをケイシーが奇襲。
 ストーリー・ラインから始めましたが、
 その後はクルール乱入もなく
 演出に頼らない真っすぐデス・マッチのぶつかり合い。

 ケイシーからの和解と見せかけての不意打ちから後半ギア・アップ。
 リングマットを剥いで二段ドア・トラップへのドライバーは強烈でしたね。

 ほんとはシチュエーションで言えばケイシーでなくても良いから
 もう少し流血して純白のコスチュームが赤く染まると絵姿としては素晴らしかったんですけどね。
 
 ただ夫婦の信頼と根性を見せた激闘でケイシーの王座陥落にふさわしい内容でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/22)