TOPアメリカン・プロレスどインディー →HWA:First Annual Heartland Cup Night Two 4/23/11

HWA:First Annual Heartland Cup Night Two 4/23/11の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@クラーク・コンナーvs.リード・ベントリー
 ジェロムが乱入してきて2人を蹴散らしBJを呼び出し次の試合へ。

A2回戦:ジェロム・フィリップスvs.BJウィットマー
B2回戦:ザック・セイバーJr. vs.ティム・ドンスト
C2回戦:ジェイク・クリストvs.ポール・バーチル
D2回戦:サミ・キャリハンvs.ネクロ・ブッチャー

E準決勝:ジェイク・クリストvs.ザック・セイバーJr.
 流れるような動きで技術的な押さえ込みを両者が見せます。
 セイバーが複雑なサブミッションで優位に立ち、
 複雑な形を見せたかと思ったら素早く変化をつけ緩急をつけています。
 非常に充実しているのでレスリングの攻防だけで
 疲労モードに入ったのも納得がいきます。
 最後もレスリング色の強いトライアングル・チョークで幕。
 3試合あるため約9分と短かったものの
 素晴らしい技巧戦で是非IPWのメインでリマッチが見たい。
 中々良い試合。

F準決勝:BJウィットマーvs.サミ・キャリハン
 レフェリーが気絶中にジェロム・フィリップスが乱入してBJにベルト攻撃。
 キャリハンがHWA王者を破り決勝へ。

Gルチャ・ルールズ:ダスティン・レイズvs.デイブ・クリストvs.リッチ・スワンvs.
ジョン・マーレイvs.アレックス・コロンvs.クリスジェン・ヘイム

H決勝:ジェイク・クリストvs.サミ・キャリハン
 キャリハンの機動力とジェイクのカウンター力は親和性高し。
 ジャーマン連発や防ぎあいを使う事で上手く試合を飛ばしていきます。
 キャリハンがエプロンへの投げ、フェイス・ウォッシュを打てば
 ジェイクも2発目のフェイス・ウォッシュを丸め込みに返しトライアングル・チョーク。
 後のIPWの一戦程ではないもののカウンターが冴え渡りましたね。
 終盤キャリハンがスーパー・キック連打を耐え
 ドラマチックな流れを作って最後まで走りきりました。
 キャリハンのストレッチ・マッファーは使われませんでしたが
 10分の試合ですから仕方ないでしょうね。
 中々良い試合。

総評
 プロレスに真面目に取り組んでいるのだけど
 やや淡白で好勝負が生まれにくいという団体カラーは残っている印象。
 それでもROH、PWG以外で活躍する選手による好カードで見応えのある試合が生まれました。
 これからブレイクする(正確にはそれぞれ各団体で絶対的存在になりつつあるけど)選手をチェックしたければあり。
 (執筆日:2/5/11)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@クラーク・コンナーvs.リード・ベントリー
A2回戦:ジェロム・フィリップスvs.BJウィットマー
B2回戦:ザック・セイバーJr. vs.ティム・ドンスト
C2回戦:ジェイク・クリストvs.ポール・バーチル
D2回戦:サミ・キャリハンvs.ネクロ・ブッチャー
E準決勝:ジェイク・クリストvs.ザック・セイバーJr.
F準決勝:BJウィットマーvs.サミ・キャリハン
Gルチャ・ルールズ:ダスティン・レイズvs.デイブ・クリストvs.リッチ・スワンvs.ジョン・マーレイvs.アレックス・コロンvs.クリスジェン・ヘイム
H決勝:ジェイク・クリスト(優勝!)vs.サミ・キャリハン