TOPアメリカン・プロレスどインディー →F1RST:The Return 6/19/09

F1RST:The Return 6/19/09の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚約4時間です。

@アリア・デバリvs.ホレース・ザ・サイコパス
 テンプレートである程度形になるはずだけどそうはならず。
 サイコパスは怪奇派ギミックに怠けていますね。
 ひどい試合。

Aピート・ヒュー、アリソン・ワンダーランドvs.イエロー・ドッグ、シャーク・ガール
 くだらない色物ギミックだけの黄色犬と鮫少女の組み合わせなんてひどい。
 ピート、アリソンもたいした違いはないけれど・・・。
 ひどい試合。

Bニュー・ジェネレーションvs.エリック・キャノン、ノース・スター・エクスプレス
 目新しい物ではないが
 幾つかの機構を組み合わせて盛り上げた試合。
 しかしNGがどこにでもいるレベルにも関わらず時間をかけすぎ。
 最後の1対1とか残り4人はどこへいったんだ、というぐらい長い。
 悪くない試合。
 
Cデス・マッチ:6%ボディ・ファット・ロブ・ジェームスvs.ダニー・ハボック
 一応ポール上に画鋲が入った袋が吊るされている形式。
 その形式を活かす訳でもないし、
 ジェームスはデス・マッチ・ファイターと言えないので低調な内容ながら
 大量流血させながらも、受けに受けて寝てやるハボックの頑張りは救いどころとなっている。
 少し悪い試合。

Dヴェノム、UDOvs.ミッドウェスト・グラウンド&エア
 リスト・ロック1つで見る気をなくさせるレベル。
 ひどい試合。

Eフォールズ・カウント・エニウェア:アン・ブルックストーンvs.ダフニー
 会場を歩き回っている物の
 乱戦が誤魔化しにならず貧弱さを浮き立たせている。
 ひどい試合。

@ジェリー・リンvs.ライトニング・キッド(PWA 5/13/91)
 キッドはヒール役ですけれども線が細いのが辛いですね。
 まだまだ印象付けが弱く粗が先立つ内容となっています。
 Wikiのデビュー日より古い試合ですから仕方ないとは思いますけどね。
 それでも大技や飛び技で盛り上がっていました。
 しかし何故か終盤はキッドの脚攻め一辺倒。
 導入も上手くいってませんし、武藤でもないのだから
 終盤から中盤に戻ったかのような下がりっぷり。
 最後も手を伸ばせばロープがつかめる距離でギブ・アップでしたしこの部分は全て削りたいですね。
 悪い試合。

 当時のキッドのインタビューと09年次の2人のインタビューが合計1時間以上収録。

Fジェリー・リンvs.ショーン・ウォルトマン
 15年以上ぶりとなる再戦。
 短かったとはいえインディー創成期を共にした訳ですから
 2人とも少しは思う所があったようで、
 リンは所々に工夫した受けを見せていますし、
 ウォルトマンも心持ち受けていましたね。
 しかし終盤がレフェリー気絶やテーブル葬など
 意味のないスポットで構成されていて試合としてはそんなに。
 少し悪い試合。

総評。
 リンとキッドの絡みはちょっとした価値がある気がしたけれど
 見た後ではそれ程でもなかったかな、という感じ。
 資料的意味合いを含めてもね。
 (執筆日:9/2/09) 
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アリア・デバリvs.ホレース・ザ・サイコパス
Aピート・ヒュー、アリソン・ワンダーランドvs.イエロー・ドッグ、シャーク・ガール
Bニュー・ジェネレーションvs.エリック・キャノン、ノース・スター・エクスプレス
Cデス・マッチ:6%ボディ・ファット・ロブ・ジェームスvs.ダニー・ハボック
Dヴェノム、UDOvs.ミッドウェスト・グラウンド&エア
Eフォールズ・カウント・エニウェア:アン・ブルックストーンvs.ダフニー
@ジェリー・リンvs.ライトニング・キッド(PWA 5/13/91)
Fジェリー・リンvs.ショーン・ウォルトマン