TOPアメリカン・プロレスどインディー →EPWA:Gallows vs. Davis 2011

EPWA:Gallows vs. Davis 2011の分析


名勝負 なし
好勝負 ストリート・ファイト:ルーク・ギャロウズvs.ジェイク・デイビス(10/15/11)

@ストリート・ファイト:ルーク・ギャロウズvs.ジェイク・デイビス(10/15/11)
 ルークの打撃はスピード、キレの両方が揃っていて迫力がありますね。
 デイビスの吹っ飛ぶ受身も素晴らしい。
 あぁ、往年のデュガンを思い出しました。
 ストリート・ファイトということで凶器も潤沢です。
 最初の有刺鉄線の使い方は面白いし、
 竹刀、テーブルも本気でぶつけています。
 所々でダウン・カウントが数えられるのが
 凄く納得できる激しさでしたね。
 両者流血する中、会場の外にまで出るサービスっぷり。
 残念ながらカメラの追いつくのが遅かったですけど。
 (ここの団体のカメラ・ワークはいまいちですね)
 リングに戻れば画鋲を追加してもう一踏ん張り。
 ギャロウズは前半暴れまくって魅力を見せ付けていましたが、
 後半はぐったりとした弱さの表現で盛り上げていましたね。
 これは中々出来るものではないですよ。
 最後は女子マネを絡めて綺麗に決着。
 IWA-MS系の素晴らしいラフ・ファイトでした。
 ぎりぎり好勝負。

Aラスト・マン・スタンディング:ルーク・ギャロウズvs.ジェイク・デイビス(11/19/11)
 前回も所々でダウン・カウントが取られていたように
 既にラスト・マン・スタンディングの雛形は出来ています。
 同じような内容をすれば良い訳ですが
 気を緩めず高いテンションで攻めあっていましたね。
 只前の試合に比べると細かい点で残念な所があります。
 ・凶器は有刺鉄線がなくなりラダーが追加。
 有刺鉄線の見せ方が良かっただけに残念です。
 ・試合時間が19分から12分とかなりコンパクトになった。
 ・凶器に見劣りしないギャロウズ自身の素晴らしい打撃が少なくなった。
 ・ダウン・カウントが多くなることでメリハリが弱くなった。
 ・流血がない。
 一方で良い点もあります。
 ・他のレスラーがリングサイドに集まって応援しておりビッグ・マッチ感がある。
 ・画鋲スポットを一発に集中させた。
 そして、画鋲へのネック・ハンギング・ツリー・ボム後、
 レスラー、観客が椅子を次々とリングに投げ入れてデイビスを埋めカウント10になるというエンディングがあります。
 前の試合には劣るが十分良い試合で最後のフィニッシュも一見の価値あり。
 中々良い試合。

(執筆日:12/22/11)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ストリート・ファイト:ルーク・ギャロウズvs.ジェイク・デイビス(10/15/11)
Aラスト・マン・スタンディング:ルーク・ギャロウズvs.ジェイク・デイビス(11/19/11)