TOPアメリカン・プロレスどインディー →EPIC:Pain & Suffering 7/14/02

EPIC:Pain & Suffering 7/14/02の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚組み約2時間55分です。

@エクスカリバー、ディスコ・マシーン、リル・チョロvs.TARO、シルバー・タイガー、ミスター・エキサイトメント
 やや煩雑ながらスピード感良く攻防を見せていきます。
 全員が場外ダイブを自爆する、という馬鹿なシーンもあり
 オープニングとしての仕事を全うし観客を暖めました。
 悪くない試合。

Aフランキー・カザリアンvs.ジョーイ・ライアン
 何故そこでその技を使うの、といった理のない試合を披露。
 普段やらないような技も使っていたので
 試しの意味もあったのでしょうけどもう少し小技を利かせないと。
 悪い試合。

BB-Boy vs.ピノイ・ボーイ
 B-Boyが誘発させる形でキャリー。
 少し悪い試合。

Cピロート・スーサイド、アークエンジェル・デ・ムエルタvs.ハバナ・ピットブルズ
 こちらはピットブルズが外す形でキャリー。
 少し悪い試合

Dヴァンピーロvs.ペロ・ルッソ
 雰囲気を失ったヴァンピーロ。
 ハードコアでなきゃ辛い。
 悪い試合。

ENOSAWA vs.ハードコア・キッド
 途中で何故か椅子攻撃が入ったりと
 NOSAWAがいつも見せる荒唐無稽な内容。
 悪い試合。

Fサモア・ジョー、スーパー・ドラゴンvs.ブライアン・ダニエルソン、スパンキー
 ドラゴン対決から発展した一戦の割りに
 スパドラがジョーに注目を奪われ
 サポート役になってしまったのが残念ですけれども
 タッグとしては中々見ごたえがあります。
 4人のパワー・バランスが良いですし、
 またテンション高めで連携にも力を入れてますからね。
 中々良い試合でした。

メサイアがメインに向けアピール。

Gサブーvs.クリストファー・ダニエルズ
 場外や定番のテーブル、椅子を使った攻防で
 動きのある試合展開を披露しています。
 只終盤にかけてのシフト・アップが欲しかったですね。
 ちょっとフラットでしたので。
 平均より少し上。

Hメサイアvs.ニック・モンド
 蛍光灯を持って入場してきたモンドに対し
 メサイアがびびり通常形式で進むも
 粘るモンドに業を煮やしてメサイア自らハードコアへの道を開く、という内容。
 乱闘が長くてスポットの出と実際に使う点が離れたりと
 勢いに欠けますがその過激度はCZWのメインで通用するほど。
 ラダーから始まり画鋲、蛍光灯まで一通りの物が出ていますし
 終盤はカウント2.9プロレスをやっていますからね。
 メサイアがシャツを脱いだ状態で受けたのも珍しい。
 まあまあ良い試合でした。

総評。
 前後の大会に比べれば見劣りしますが
 相変わらず独自のカード・雰囲気が出ていて印象は良いですね。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@エクスカリバー、ディスコ・マシーン、リル・チョロvs.TARO、シルバー・タイガー、ミスター・エキサイトメント
Aフランキー・カザリアンvs.ジョーイ・ライアン
BB-Boy vs.ピノイ・ボーイ
Cピロート・スーサイド、アークエンジェル・デ・ムエルタvs.ハバナ・ピットブルズ
Dヴァンピーロvs.ペロ・ルッソ
ENOSAWA vs.ハードコア・キッド
Fサモア・ジョー、スーパー・ドラゴンvs.ブライアン・ダニエルソン、スパンキー
Gサブーvs.クリストファー・ダニエルズ
Hメサイアvs.ニック・モンド