TOPアメリカン・プロレスどインディー →ECWA:Super 8 4/30/11

ECWA:Super 8 4/30/11の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ECWAサミット・バトル・ロイヤル
A1回戦:サミ・キャリハンvs.アダム・コール
B1回戦:ボビー・シールズvs.オースチン・エリーズ
C1回戦:トマッソ・チャンパvs.リッチ・スワン
D1回戦:シーマ・ザイオンvs.ショックウェーブ・ザ・ロボット
EチームECWA(パパドン、クリス・ワイルド、チーム・マクション)vs.チームTWA(ジョシュ・ダニエルズ、マット・サイゴン、ダミアン・ドラゴン)

F準決勝:オースチン・エリーズvs.アダム・コール
 序盤のレスリング。
 レスリングの範疇内において
 隙あらばジャーマンやラスト・チャンスリーなどの
 大技を決めてやろうというスタンスで戦っています。
 ベビーフェイス対決でコールが大物とはいえない状況ですから
 こういう始め方は理解できるし良い狙いです。
 只観客の反応無視でとんとんと進んでいくので
 置いてけぼりな印象は受けてしまいますね。
 尤も中盤始めにエリーズが一度支配すると
 試合の見方が入ってくるのでそのずれは後に引きずる事はありません。
 後半は両者の得意技を見事に組み合わせて
 コールが大物エリーズに勝利する波乱を演出しました。
 MOTNですが今度はどちらかがヒール、いや両方がヒールでも良いけれど、で見たい。
 平均的な良試合。
 
G準決勝:トマッソ・チャンパvs.シーマ・ザイオン
Hエイデン・チェンバーズvs.エース・ダーリング
 2008年優勝者vs.1997年優勝者。

I決勝:アダム・コールvs.トマッソ・チャンパ
 最初からある程度疲労度を持った状態でスタート。
 エプロンへのジャーマンテーブル葬など激しい見せ場がありますが、
 かなり大技ベースの構成で
 これまでの試合でボロボロなのに
 こんな過激な技やって俺たち凄いだろ、というのが見えてきて少々鼻につく。
 最後もコールの方が一つ抜け出した実績を為しているとはいえ
 相手の勝利を一方が引き立てる流れからフィニッシュするのは違和感がある。
 まあまあ良い試合。

総評
 会場が必要以上に広く、試合の熱気が充填しにくいのが残念ですが、
 ROHなどと違うどインディーの立場でトーナメントを開くなら
 まさしく彼らを選んでくるだろうという素晴らしい面子なのでコンセプトは成功している。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:1/15/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ECWAサミット・バトル・ロイヤル
A1回戦:サミ・キャリハンvs.アダム・コール
B1回戦:ボビー・シールズvs.オースチン・エリーズ
C1回戦:トマッソ・チャンパvs.リッチ・スワン
D1回戦:シーマ・ザイオンvs.ショックウェーブ・ザ・ロボット
EチームECWA(パパドン、クリス・ワイルド、チーム・マクション)vs.チームTWA(ジョシュ・ダニエルズ、マット・サイゴン、ダミアン・ドラゴン)
F準決勝:オースチン・エリーズvs.アダム・コール
G準決勝:トマッソ・チャンパvs.シーマ・ザイオン
Hエイデン・チェンバーズvs.エース・ダーリング
I決勝:アダム・コールvs.トマッソ・チャンパ(優勝!)