TOPアメリカン・プロレスどインディー →DEFY:Best of DEFY 2023 part.2

DEFY:Best of DEFY 2023 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@スーパー8XGPトーナメント決勝:コーディ・チュンvs.クラーク・コナーズ(8/12/23)
 キレのあるレスリングなど若手の才気を感じさせるシーンもある一方で
 構成上仕方ないとはいえクラークの間を置いてロング・マッチにする手法が
 コントロール不十分でまどろっこしくなっていたり。

 コーディも比較的ポイントを理解していますが、
 フェイスとしてもっと引き込むには個としてのスター性が求められますね。

 最後はキレ・モードに入りジャーマン食らいつつも無表情で起き上がったりしていましたが、
 それが似合うレスラーかは懐疑的で、
 しかもそれで30分越えの試合を締めくくる感覚も分からない。

 平均的な良試合。
 (執筆日:12/?/23)

Aジューダス・イカルスvs.マイク・ベイリー(10/27/23)
 イカルスの試合運びを損なうことなく
 ベイリーがフィットさせます。

 エヴァンスが介入繰り返すものの中盤で追放。
 そこからはイカルスも単独となり、
 自身の攻防スキル一本で向かい合っていく嬉しい展開です。

 格の差で攻守均衡しきれず、伸びしろある状況でしたが、
 試合時間自体は20分超えたものが設定され、
 ボリュームは満足する量があります。

 好勝負に少し届かず。

Bストリート・ファイト:ダニエル・マカベvs.アルテミス・スペンサー(12/30/23)
 マカベがゴングがなるなり串刺しドロップキック。
 どこでもいつでもサブミッション極められる特性を混ぜながら
 椅子もふんだんに使って盛り上げ。

 一般的なものとは違う彼らなりのストリートファイトが展開されましたね。

 とはいえ凶器が見栄えのためのもので、
 必然性が必ずしもなかったところが課題か。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:12/?/24)