DEFY:Best of DEFY 2017の分析
名勝負 | 8xGP王座戦:シェイン・ストリックランド(ch)vs.マット・リドル(9/29/17) |
好勝負 | NEX*GEN王座戦:コーディ・ローデス(ch)vs.シェイン・ストリックランド(2/13/17) 8xGP王座戦:シェイン・ストリックランド(ch)vs.ブロディ・キング(11/10/17) |
@NEX*GEN王座戦:コーディ・ローデス(ch)vs.シェイン・ストリックランド(2/13/17)
一つ一つに非常に反応の良い観客。
敢えて攻守の流れで魅せるよりも
スポットの一つ一つのポイントで前半から作りにいっているのは面白い。
後半もシンプルな技を上手く使って一進一退。
ここまで上手くはまっているなら
もっともっと見せて欲しいという期待に応えるように
エプロンでのDVD、レフェリー気絶も交えて
多彩な攻防で極限までやりきりました。
ぎりぎり好勝負。
A8XGP準々決勝:シェイン・ストリックランドvs.リオ・ラッシュ(4/7/17)
それぞれトップ・スピードの演舞で魅せることもあれば
相手のために引いて蹴りを威力良くセルしたりする。
伸びてきている両者とはいえ
元は自ら構築しにいくレスラーではないだけに
ここまで複合的な視点で臨み合うとは思わなかった。
ちょっとハイ・フライ成分が多いだけに
ニア・フォールの攻防は前回のコーディvs.ストリックランドに比べると
少し食傷気味になってしまうが見応えのあるものでした。
好勝負に少し届かず。
BCZW王座戦:リオ・ラッシュ(ch)vs.デイビー・リチャーズ(5/26/17)
ラッシュが自分の軽さに依存せず
王者としてデイビーの攻撃性に真っ向から立ち向かっていたのは良いですね。
デイビーも引退表明前後で少し落ちたとはいえ
まだまだ一線で通用するハード・ワーカー。
手抜きのない王座戦らしい戦いに盛り上がっていますね。
最後のデイビーの理詰めの攻めは素晴らしく、
まさかの他団体での王座移動というサプライズにふさわしい。
リマッチを期待したい内容でした。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:5/?/17)
C8xGP王座戦:シェイン・ストリックランド(ch)vs.マット・リドル(9/29/17)
リドルがMMAの動きでストリックランドを捕らえると
上手くハイ・フライを封じます。
一つ一つ説得力のあるムーブとそれを補強する間で
オーラに満ちた格好良い時間を生み出します。
ストリックランドのラフな反撃にも
コントロール権を渡さず、
逆に椅子を持ち出してストリックランドを叩きのめす。
ここまで気持ちよく攻めれるのも中々いないですね。
ストリックランドもようやく反撃開始。
こちらも華麗さを捨て
えげつない腕攻めを絡めたハードな攻めを見せます。
腕を引っ張る際も観客を一度見てえぐい角度に折り曲げる
セイバーのような厳しさがありますね。
点のスポットの重みで勝負かと思いきや
波が引いて行く潮の部分でも魅せきる。
それぞれがトップ・スターらしく
これで決まったかという無茶苦茶な攻めをぶつけあします。
トップ・スターとなったリドルが
タップというエンディングに値する潰し合いでした。
文句なしに名勝負。
(執筆日:4/?/18)
D8xGP王座戦:シェイン・ストリックランド(ch)vs.ブロディ・キング(11/10/17)
ブロディは演舞につきあうことができるのでストリックランドを躍動させられるし、
ストリックランドもブロディのパワフルな動きを受けつつ
タックルを受けた後跳ね起きてアーム・バーに持って行ったりと対抗できるので
ブロディのスケール・アップを深く追求することができる。
ブロディのスポットを上手く活かしながら安定構築。
ロング・マッチながらブロディは落ち着いていますね。
少し方法論が凝り固まっている所は
ストリックランドがダウン・ベースで対応したり、
終盤への引き上げは表現性で持ってカバー。
エプロン技など迫力あるスポットでクライマックスは一段伸びて
最後のフィニッシュが非常に格好良い。
ブロディのキャリア・ベスト。
文句なしに好勝負。
(執筆日:5/?/19)
注目試合の詳細
なし試合結果
@NEX*GEN王座戦:コーディ・ローデス(ch)vs.シェイン・ストリックランド(2/13/17)A8XGP準々決勝:シェイン・ストリックランドvs.リオ・ラッシュ(4/7/17)
BCZW王座戦:リオ・ラッシュ(ch)vs.デイビー・リチャーズ(新チャンピオン!)(5/26/17)
C8xGP王座戦:シェイン・ストリックランド(ch)vs.マット・リドル(9/29/17)
D8xGP王座戦:シェイン・ストリックランド(ch)vs.ブロディ・キング(11/10/17)