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DPW:Best of DPW 2024 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 3本勝負:マイク・ベイリーvs.タイタス・アレキサンダー(11/24/2024)

タッグ王座戦:マイク・ベイリー、ジェイク・サムシング(ch)vs.ヴァイオレンス・イズ・フォーエヴァー(ケヴィン・クー、ドミニク・ギャリーニ)(12/8/2024)

@3本勝負:マイク・ベイリーvs.タイタス・アレキサンダー(11/24/2024)
 入場時にタイタスが不意打ち。
 そのまま流れるように攻防。
 
 タイタスがヒールとしてインサイドワーク駆使しながら
 序盤から飛ばして早くも1本決まります。

 その勢いのまま2本目へ。
 攻防の感覚一致してフロー感ありますね。
 ベイリーが中々取り返せない、タイタスがそのまま2本連取してしまうのでは、と
 観る側が焦れて、焦ってしまう手に汗握るせめぎ合いでした。

 タイタスが椅子を狙うのを天丼で構成に織り込む等して
 美しい3本勝負にまとめていますね。

 文句なしに好勝負。

Aタッグ王座戦:マイク・ベイリー、ジェイク・サムシング(ch)vs.ヴァイオレンス・イズ・フォーエヴァー(ケヴィン・クー、ドミニク・ギャリーニ)(12/8/2024)
 握手するも張り手をかまし早々にヒート。

 VIFの荒々しいファイトを押し出して
 ドミニクがジェイクに花道パイル・ドライバー。
 これでベイリーが孤立無援になります。
 ここのシーンは導入を考えるともう少しスケールをもたせられたか。

 それでもホット・タッグ後は白熱の攻防。
 均衡した上で上回り納得のバトン・タッチでしたね。

 ぎりぎり好勝負。

Bナショナル王座戦:アダム・プリースト(ch)vs.レブロン・コゾーン(12/8/2024)

 アダムは受けっぷりが良いのでレブロンの強キャラが輝きますね。

 アダムが鉄柱にぶつけられ流血したものの
 レブロンがそれをリアクションに織り込めなかったのは勿体なくて、
 まだまだキャリアを築く途中。

 アダムが主導権を取り返すと幅広い攻めでコントロール。

 レフェリー誤爆からレブロンの足に椅子攻撃を加え、
 分かりやすいクライマックスの演出につなげました。

 ここでもレブロンの受けの表現に深み欲しいな、と欲が出ますが、
 それだけ成長を期待を増してしまう有望なレスラー。
 この試合で王座奪取し、来年は王者として更に成長の機会を与えられるでしょうから
 その期待に応えていって欲しいですね。

 好勝負に少し届かず。


 (執筆日:12/?/24)