DPW:Best of DPW 2022の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | DPW王座イリミネーター・トーナメント準決勝:カルヴィン・タンクマンvs.アンドリュー・エヴェレット(1/6/22) カルヴィン・タンクマンvs.アレックス・コグリン(4/8/22) |
@DPW王座イリミネーター・トーナメント準決勝:カルヴィン・タンクマンvs.アンドリュー・エヴェレット(1/6/22)
(収録日は12/11/21)
タンクマンがアンドリューを蹂躙しますが、
会場を広く使って、観客を巻き込むので
一方的な攻めから入ってもフックがかかっていますね。
アンドリューはやられながらも中指を立てて気持ちを示し、
タンクマンの容赦ない打撃の一発一発を耐え抜きます。
スプリングボードで飛んだアンドリューを
タンクマンがバック・エルボーで叩き落したシーンは衝撃的でしたね。
スタイル・クラッシュで比較的短時間の中に
魅力的なアクションをぎゅっと濃縮しました。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:1/?/22)
A水波稜vs.優宇(1/15/22)
(収録日は1/8/22)
そのノリの良さが受け入れられた水波。
優宇もその流れにのっかり、ビッグ・ウーマンのチョップ合戦を見せます。
試合構築は正統である意味面白みはないものの
カウンターが冴えていて、そのインパクトが最大限に活きています。
終盤では再びのチョップ合戦。
ロープに走ってのチョップまでして最高に盛り上がりましたね。
狙い通りの内容でしょう。
好勝負に届かずも中々良い試合。。
BDPW王座イリミネーター・トーナメント決勝:アンドリュー・エヴェレットvs.ボージャック(1/15/22)
(収録日は1/8/22)
ボージャックはコーナー一回転してエプロンに着地したり
パワフルなだけでなく身体能力も高いのが売りですね。
アンドリューはこのタイプと準決勝で既に成功体験を作り上げていますが、
ボージャックの方がキャリア浅いので、そのネックが出た時どうするかが課題。
しかし、その粗さが出た時にフォローして絵作りに逆利用したり、
攻めを成立させて攻め手として試合時間をクリアして、と見事な働き。
ハイ・フライを多用しつつも
その持って行き方がしっかりしているから
試合の芯がしっかりしていて浮かないんですね。
ボージャックは迫力ある技で盛り上げます。
ただアンドリューがトップ・ロープに立ったボージャックにチョーク・スラムを決めたりと
Holy Shit!チャントこそ飛び出ますが、
この2人の体格、スタイルで本来はやるべきではないスポットもチラホラ。
アンドリューのジャイアント・ギミック故、と言えばそうなのですが、このギミックってジョークにしか思えないのですよね…。
そういった点で準決勝よりは評価少し低くなりますが、
絶対値のクオリティは高く、今後も追ってみたくさせるトーナメントでした。
好勝負に届かずも中々良い試合。
Cカルヴィン・タンクマンvs.アレックス・コグリン(4/8/22)
(収録日は3/12/22)
果敢に立ち向かっていくコグリンを
タンクマンが寄せ付けずハード・ヒットでおもてなし。
怪物に仕立て上げたタンクマンに対し、
コグリンの反撃が流れにのってポイントを突いた攻めをしていて、
純粋なパワーで投げもあるので想像以上に盛り上がりましたね。
攻防がはまって一つ一つのハード・ヒットを突き詰めれば
10分程の試合でも凄い試合になるということを証明しました。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:6/?/22)
DDPW世界王座戦:ボージャック(ch)vs.JTG(4/8/22)
(収録日は3/12/22)
ボージャックがしっかりと強キャラへのこだわりが出来ていますね。
このキャラの扱いはJTGもWWEで学んでいます。
一部試合運びにまだまだ改善できる余地はありますが概ね良い応対です。
サブミッションを切り口にしたり、
ストレートにパワフル・ムーブで対抗することも出来て、と
JTGのWWE時代では分からなかったポテンシャルを堪能できる内容となっていましたね。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:8/?/22)
注目試合の詳細
なし試合結果
@DPW王座イリミネーター・トーナメント準決勝:カルヴィン・タンクマンvs.アンドリュー・エヴェレット(1/6/22)A水波稜vs.優宇(1/8/22)
BDPW王座イリミネーター・トーナメント決勝:アンドリュー・エヴェレットvs.ボージャック(新チャンピオン!)(1/8/22)
Cカルヴィン・タンクマンvs.アレックス・コグリン(3/12/22)
DDPW世界王座戦:ボージャック(ch)vs.JTG(4/8/22)