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DPW:Best of DPW 2022 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 アダム・ブルックスvs.竹下幸之助(5/20/22)

ナショナル王座イリミネーター・トーナメント1回戦:カルヴィン・タンクマンvs.ジェイ・マリアッチ(5/27/22)

@ハードコア・マッチ:コルビー・コリノvs.ドニー・レイ(4/23/22)
 (収録日は4/16/22)
 挑発して来たドニーに対しコルビーがジョン・ウーでボード葬。
 いきなりの一撃に盛り上がりましたね。

 トイレの便座付き椅子という特殊な凶器を使うなど
 TVプロレスの洗練されたハードコアとは違う中で
 面白さを追求できていますね。
 
 どうしてもネタの羅列になりがちな中で
 終盤にかけては感情剥き出しにギアをかけて
 打撃戦にボード二段トラップ、をクレイジーに盛り上げました。

 DPWにコルビーのハードコア・マッチは
 定番として欠かせないものになっていますね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

A初代タッグ王座戦:ザ・リアルティ―(チャンス・ライザー、パトリック・スコット)vs.ワークホースメン(JDドレイク、アンソニー・ヘンリー(4/23/22)
 (収録日は4/16/22)
 タッグのツボを押さえた展開で、
 その中でリアルティ―が粗削りな部分はまだありつつも
 魅力的なものを提供することが出来ていますね。

 ホースメンが安定感ある試合運びで下支えしました。

 地力の差を無理に埋めることなく
 ヒールとしての小狡さで綺麗にまとめたのも好感が持てます。

 リアルティ―はボージャックと共にDPWオリジナルとしてこれからの成長が楽しみですね。

 中々良い試合。
 (執筆日:8/?/22)

BDPW世界王座戦:ボージャック(ch)vs.ビフ・ビューシック(4/23/22)
 (収録日は4/16/22)
 ボージャックが体格差で圧倒。

 ビフはチョップおを鉄柱に誤爆させた所から反撃。
 
 形は整っているてテンプレート的な王道ではありますが、
 今成長中のボージャックならビフ相手に
 もう少し深く突っ込んで試合をして欲しかったのが本音ですね。

 平均的な良試合。
 (執筆日:6/?/22)

Cアダム・ブルックスvs.竹下幸之助(5/20/22)
 (収録は5/15/22)
 ゴングが鳴るなり突っかかり
 ハイ・スピードで切り返し合い。

 このスピード感で良質な攻防を作れるのは流石ですね。

 このカードで10分ない試合時間は惜しまれますが、
 飛ばしながらも攻防にメリハリがあり、
 カウンターも冴えているので、
 観る側は圧倒されるばかりでしたね。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:6/?/22)

Dナショナル王座イリミネーター・トーナメント1回戦:カルヴィン・タンクマンvs.ジェイ・マリアッチ(5/27/22)
 (収録日は5/15/22)
 ジェイは細身の黒人レスラー。
 身体のバネが素晴らしくスケールのあるハイ・フライを見せますね。

 ダメージ表現はないので、試合の中での繋がり、重層感はないものの
 この試合においては生意気なキャラを見せて、
 それをタンクマンがハード・ヒットにしばくというストーリーでネックがカバーされています。

 タンクマンはトペを受け止めると鉄柱に投げて、
 続けてエプロン・パワー・ボム、と容赦なくパワー・ムーブを放っていましたね。
 マリアッチをヨシヒコだと思っているのではないか、と思うぐらいの暴れっぷりでした。

 元々巨漢故に強キャラ設定されていましたが、
 それを上手く試合のストーリーに絡められるようになったな、と感心しました。

 終盤も上手くダメージ・キャンセルでそれまでにない緩急を作っていましたね。

 想像だにしなかったハード・ヒット・マッチでした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/22)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ハードコア・マッチ:コルビー・コリノvs.ドニー・レイ(4/23/22)
A初代タッグ王座戦:ザ・リアルティ―(チャンス・ライザー、パトリック・スコット)(初代チャンピオン!)vs.ワークホースメン(JDドレイク、アンソニー・ヘンリー(新チャンピオン!)(4/23/22)
BDPW世界王座戦:ボージャック(ch)vs.ビフ・ビューシック(4/23/22)
Cアダム・ブルックスvs.竹下幸之助(5/20/22)