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CWF-MA:Best of CWF-MA 2018の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@CWF-MA王座戦、ノー・ロープス・マッチ:トレヴァー・リー(ch)vs.ロイ・ウィルキンス(3/14/18)
 まずは部位攻めと遺恨戦らしいラフ・ファイトの味付け。
 ロイがヒールとして煽れて、
 疲労表現もまずまずなので安定していますね。
 鉄柱にぶつけたり、鉄柱を利用してのサブミッションを決めたりと
 ノー・ロープスならではのシーン作りになっていますね。
 サブミッション中心の攻防から
 KO系の見せ場に後半変質させたのは上手いですが、
 幾らなんでも試合時間が長い印象があります。
 乱入劇を挟んでリセット等工夫がない訳ではないですが、
 結局58分もの試合時間になっていましたからね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

ACWF-MA王座戦:トレヴァー・リー(ch)vs.ジョン・スカイラー(4/4/18)
 まずはレスリング。
 スカイラーが場外で間を置いたりして時間を稼ぎますが、
 特にスカイラーから返ってくるものはない。
 スカイラーがラフ・ファイトで攻守を切り返すもこれまた印象不足です。
 スカイラーがエプロンでスピアーを決めるという
 ビッグ・スポットが出ますが段取り下手すぎ。
 ヒール・プレイも駄目。
 スカイラーのスキルがどの要素を見ても低すぎます。
 リーのリードは見事ですが、
 フェイスでは補える範囲には限りがある。
 スカイラー相手に42分の試合をするのは無謀すぎました。
 平均レベル。
 (執筆日:6/?/18)

Bエニシング・ゴーズ:チェット・スターリンvs.ブラッド・アティテュード
(6/9/18)
 奇襲からオール乱闘。
 観客席より外側の会場の廊下も含めて練り歩き、
 ゴミ箱や椅子を使ってハードコアに。
 ただ比較的テンションは高いものの
 乱闘はどうしてもメリハリが出にくいことを考えると28分の試合時間が長すぎる。
 普通に10分くらい削れたんじゃないでしょうか。
 最後も椅子を4脚立てたところへのパワー・ボムは
 確かに絵になっているけれども
 28分までするフィニッシュとしては弱い。
 まあまあ良い試合。

CCWF-MAヘビー級王座戦:トレヴァー・リー(ch)vs.チェット・スターリン
(8/25/18)
 師弟対決とあって
 トレヴァーが完全に上回る形ですが、
 チェットのダメージ表現が重過ぎますね。
 伝えるべき以上の力量差のイメージを与えるし、
 ただでさえ33分と長い試合時間を更に長く感じさせてしまう。
 フロックを感じさせないものの
 リーが弛まぬ努力で見栄えのするスポットを
 終盤しっかり作り出したのはお見事。
 ただもう少しチェットが頑張ってくれないと
 フェイス対決でやるには荷が重過ぎる。
 まあまあ良い試合。

DCWF-MAヘビー級王座戦、TV王座戦:トレヴァー・リー(ch)vs.ジョシュア・カーシャル(9/22/18)
 ジョシュアの変なキャラのせいであくが強く、
 リーが試合のリード・ラインを引けない退屈な10分。
 リーが反撃したところでジュシュアが椅子攻撃でDQ。
 リーが再開を要求してノーDQで再開となりますが、
 椅子を加えようと駄目なものは駄目。
 カーティスのフレアー・ウォークのシーンは
 特に試合の流れぶち壊しでひどかったですね。
 その後も興味を持てない攻防をダラダラと。
 最後のホッチキス攻撃まで受けるも
 竹刀を使ったクロス・フェイスでジュシュアをKOさせるのは良いとしても
 それで全てが帳消しになるレベルのクオリティの低さではなかったですね。
 35分かける価値はない。
 少し悪い試合。
 (執筆日:12/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@CWF-MA王座戦、ノー・ロープス・マッチ:トレヴァー・リー(ch)vs.ロイ・ウィルキンス(3/14/18)
ACWF-MA王座戦:トレヴァー・リー(ch)vs.ジョン・スカイラー(4/4/18)
Bエニシング・ゴーズ:チェット・スターリンvs.ブラッド・アティテュード
(6/9/18)
CCWF-MAヘビー級王座戦:トレヴァー・リー(ch)vs.チェット・スターリン
(8/25/18)
DCWF-MAヘビー級王座戦、TV王座戦:トレヴァー・リー(ch)vs.ジョシュア・カーシャル(9/22/18)