CCW：Best of CCW 2022の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | レディース王座戦：マリーナ・タッカー(ch)vs.カイリン・キング(1/8/22) |
①レディース王座戦：マリーナ・タッカー(ch)vs.カイリン・キング(1/8/22)
勢いのある挑戦者に対し、
ヒール王者が挑発して場をコントロールするが、
倍返しを受けて均衡した攻防に。
典型であり、良く思い描かれる展開ですが、
繊細な調整が必要であり、中々理想通りにはいかないもの。
それを今回この2人はかなりのレベルでストーリーを展開させましたね。
ちょっと攻防に体がついていかない場面もありましたが、些細なことです。
相手任せにせず自分が出来る反撃ポイントは冷静に見逃さず、
一方では 感情を爆発させて、素晴らしい王座交代劇としました。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日：3/?/22)
②CCW女性王座戦、ケージマッチ：カイリン・キング(ch)vs.マリーナ・タッカー(4/8/22)
前回素晴らしい試合をした両者。
この試合でもまずなにより遺恨表現が素晴らしい。
80年代を彷彿とさせる入れ込みよう、リアリティがあります。
その上で一進一退2人のライバリティを描いた攻防になっています。
タッカーのケージ脱出逃げの混ぜ方だけ洗練できる余地はありましたが。
コーナー金具からキリンが流血。
これで更にドラマチックに試合に引き込んでいきましたね。
前の試合には少し劣るものの誇っても良いクオリティです。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日：12/?/24)