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BCW:International Incident 9/15/05の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

1枚組み2時間45分です。
復活したBCW公式ページにて購入。
相変わらずラベルやパッケージの質は低い。

 痛めた脚で膝蹴りをしたものの崩れてフォールされる、
 なんて締りのない終わり方をしたディーバ・マッチや
 カナダ−アメリカ・カップと題された5番勝負があり
 アビスに王座移動した後ライノが裏切ったりしましたがどうでも良い事です。

ETV王座戦:ピティ・ウィリアムス(ch)(カナダ)vs.ジェリー・リン(アメリカ)
 04年に比べやや落ち目のリン。
 得意の攻防を見せるために無理な構築をしている感は否めません。
 場外のハードコアな攻防もそこまでする必要はあったのか、と思ってしまいます。
 只攻防自体は多彩で一流のXディビジョンを見せてくれたので
 全体からすればまあまあ良い試合に仕上がっています。

Gクリストファー・ダニエルズvs.クリス・セイビン
 繊細且つ丁寧な試合運びで
 レスリング→挑発→ダイブ→首攻めと
 理を持ってつなげていきます。
 教科書にのせたくなるような内容で
 ダニエルズvs.セイビンというカードにふさわしい。
 只何かもう一味欲しいですね。
 好勝負に少し届かず。

HNWA 王座戦:レイヴェン(ch)vs.ジェフ・ジャレット
 impactのTV放送決定に伴い
 レイヴェンでは視聴者を呼び込めない、と
 急遽提携組織のここBCWで王座交代劇がセッティングされました。
 これにはレイヴェンも面白くないでしょうね。
 試合はオーバーウェイトのレイヴェンが観客席裏まで出張した後
 (しかしカメラマンはついていく気がないようで・・・)
 スリーパーの使いまわしとロー・ブローで
 テーブル、レフェリー気絶、ギター、乱入のカードをつないで終了。
 TNAのヘビー級は予想を裏切りません。
 少し悪い試合。
 
総評
 Internationalと言うにはちっぽけな事件ですが
 それなりに見所はあります。 
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:3/2/09)

注目試合の詳細

Gクリストファー・ダニエルズvs.クリス・セイビン
  ダニエルズがヘッド・ロック。
  セイビンがヘッド・ロックに返す。
  ロープに振られてショルダー・タックル。
  仕切りなおし。
  セイビンがリスト・ロック。
  ダニエルズは髪を掴んで倒す。
  セイビンがハンマー・ロック。
  取り返せないダニエルズはまたしても髪を掴んで倒す。
  ダニエルズがアーム・ロックを決め倒す。
  セイビンはダニエルズの頭を引っかいて逃れる。
  ダニエルズが怒って突進。
  セイビンはドロップ・トー・ホールドを決めるとアーム・ロック。
  ダニエルズは起き上がるとリスト・ロックを取り返す。
  セイビンは前転から倒すとロープに走る。
  アーム・ドラッグ連発からドロップ・キック。
  ダニエルズはたまらず場外に出て間をおく。
  セイビンはエプロンに上がってきたダニエルズをロープの反動で投げ入れる。
  ダニエルズは前転して受身をとるとロープに走る。
  セイビンが蹴りを放つ。
  ダニエルズは受け止め回す。
  セイビンがそれを利用して延髄切りへ。
  ダニエルズは避けて自爆させると馬鹿にする。
  ロープに走りクローズラインへ。
  セイビンは避けるとヒップ・トスで場外に落とす。
  フェイク・ダイブを入れると引っかかったダニエルズを馬鹿にする。
  怒って気がそれたダニエルズにトペ・スイシーダを決める。
  エプロンにぶつけてからリングに戻る。
  ダニエルズをエプロンに上げると胸を殴りつける。
  ダニエルズがロープを利用してネック・ブリーカーを決める。
  リングに戻るとセイビンの後頭部を踏みつける。
  バック・ドロップからカバー。カウント2。
  首を捻る。
  チン・ロック。
  セイビンは腹にエルボーを入れて逃れるとロープに走る。
  ダニエルズがスーパー・キック。
  クローズラインへ。
  セイビンは避けるとハリケーン・ラナ。
  セカンド・ロープから飛びつく。
  ダニエルズは受け止めるとデス・バレー・ドライバー。
  カバーするもカウント2。
  セイビンの頭部をマットに叩きつける。
  バック・ドロップを狙う。
  セイビンは着地すると殴りつけてロープに走る。
  ダニエルズが蹴りをいれブレーン・バスター。
  カバーするもカウント2。
  ラ・ケプラーダからクロス・フェイスに捕らえる。
  セイビンがロープを掴む。
  セイビンがダニエルズの腹を殴りつけていく。
  ロープに走る。
  ダニエルズがバック・ブリーカーを狙う。
  セイビンは着地すると蹴りを放つ。
  ダニエルズが受け止め回す。
  セイビンはそれを利用して延髄切り。
  両者ダウン。
  殴り合い。
  ダニエルズがロープに走る。
  セイビンがクローズライン。
  アトミック・ドロップ。
  セカンド・ロープからバック・エルボー。
  ロープに振ろうとする。
  ダニエルズが防いでハリケーン・ラナを狙う。
  セイビンがパワー・ボムに切り返す。カウント2。
  ならばとクレイドル・ショックを狙う。
  ダニエルズがエルボーをいれ逃れる。
  セイビンはスピニング・チョップからロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  ダニエルズは蹴り上げるとSTO。
  カバーするもカウント2。
  イワナギ・スラムからBME。カウントは2。
  コーナーに振り突進。 
  セイビンがカウンターでスピン・キック。
  セカンド・ロープから飛びつきトルネードDDT。
  カバーするもカウントは2。
  ぐったりしたダニエルズを起こそうとする。
  ダニエルズが不意をついてサミング。
  コーナーに振り突進。
  セイビンは避けるとヘッド・シザースの入りからスクール・ボーイ。カウント2。
  ロープに走る。
  ダニエルズが蹴りをいれエンジェルズ・ウィングを狙う。
  セイビンがアーム・ドラッグに切り返し腹に蹴りを入れる。
  コーナーに振る。
  コーナーを使って裏に回ろうとしたダニエルズをキャッチしクレイドル・ショック!
  1,2,3!でセイビンの勝利!

試合結果

@ガッター、タイソン・ダックスvs.ジョニー・ブラボー、ゲーザ・カルマンJr
AジェイミーDvs.トレイシー・ブルックス
Bコントラッド・ケネディー、ジョー・ドーリング、ジミー・ジェイコブス(アメリカ)vs.ブラッド・マーティン、エル・リバーソ、フィル・アトラス(カナダ)
CAMW (アメリカ)vs.エリック・ヤング、ジョニー・ディバイン(カナダ)
D#1 コンテンダーズ・マッチ:ライノ(アメリカ)vs.A-1(カナダ)
ETV王座戦:ピティ・ウィリアムス(ch)(カナダ)vs.ジェリー・リン(アメリカ)
FBCW 王座戦:ボビー・ルード(ch)(カナダ)vs.アビス(アメリカ)(新チャンピオン!)
Gクリストファー・ダニエルズvs.クリス・セイビン
HNWA王座戦:レイヴェン(ch)vs.ジェフ・ジャレット(新チャンピオン!)