TOPアメリカン・プロレスどインディー →APW:Best of APW 2012

APW:Best of APW 2012の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@リック・ラグジュリーvs.アダム・ソーンストー(S4M14)
 肩を負傷し欠場していたソーンストーが一年ぶりの復帰。
 最初のレスリングはラグジュリーが上回る形。
 肩の状態は大丈夫なのかと観客に心配させ、
 同時にリックが相手を翻弄したと調子に乗ります。
 そこにアダムが中指を立ててスーパー・キック一閃。
 これによりカウント3と瞬殺です。
 
Aオリヴァー・ジョンvs.ティモシー・サッチャー(S4M19)
 ジョンが執拗なヘッド・ロック。
 ティモシーがバック・ドロップを決めてもまったく離しません。
 ヘッド・ロックを決められた状態でどのようなことができるか、
 またその行動でどのような変化をつけられるかに挑戦したコンセプト・マッチ。
 最後にヘッド・ロックから逃れると即座にフィニッシュへ。
 コンセプト故に限界はあるものの面白い内容でした。
 平均より少し上。

Bユニバーサル王座戦、ストリート・ファイト:ディラン・ドレイク(ch)vs.アダム・ソーンストー(S4M25)
 ヘタレっぷりを増したディランが相手とあって
 ソーンストーは自身の荒々しさを完全開放。
 各種凶器を適切に使って盛り上げます。
 乱闘は会場の外にも移りヒート・アップします。
 ホッチキス、テーブルによって見せ方を変化させたのも面白い。
 ただ繊細な感覚においてソーンストーは復帰前に比べるとちょっと衰えている印象もありましたね。
 最後は照明が消え、灯がつくとポールがリングに。
 ディランの不正を防ぎに来たかと思いきやソーンストーを裏切り決着。
 終わりが微妙ながら期待通りの内容。
 中々良い試合。
 (執筆日:10/?/13)

Cインターネット王座戦、ラダー・マッチ:ドレイク・ヤンガー(ch)vs.デイブ・デュートラ(10/26/13)
 既にラダーがコーナーに立てかけられている状況なので
 どうラダーを導入するかという見せ方はありません。
 そのため序盤から比較的密度のあるハードコア・マッチという様相。
 ファンではあるもののこの試合ならではのものは余り見えない。
 外様のヤンガーがヒールに転じて
 ベビーフェイスvs.ヒールの見せ方を加えた方が良かったのでは。
 またラダーを登ってベルトを取ることが勝利条件なのに
 ラダーを絡めた凶器攻撃を連続させすぎな印象です。
 かといって2人のレスラー間にそれだけ火花が散っていたかというと・・・。
 ラダー・マッチとしてはそこらへんにあるレベルですね。
 平均的な良試合。

(執筆日:3/?/14)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@リック・ラグジュリーvs.アダム・ソーンストー(S4M14)
Aオリヴァー・ジョンvs.ティモシー・サッチャー(S4M19)
Bユニバーサル王座戦、ストリート・ファイト:ディラン・ドレイク(ch)vs.アダム・ソーンストー(S4M25)
Cインターネット王座戦、ラダー・マッチ:ドレイク・ヤンガー(ch)vs.デイブ・デュートラ(10/26/13)