TOPアメリカン・プロレスどインディー →3XW:Divine & Conquer 1/7/11

3XW:Divine & Conquer 1/7/11の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@ブラッドリー・チャールズ、ジェリー・ロックウェルvs.リッキー・クォン、ザ・モーラー
Aジェネシス(ゲイジ・オクタン、トニー・スライ、ベンジャミン・セイラー、ネイト・バッシュ、AJスムース)vs.ジョン・ウェスト、アーロン・マスターソン、リバー・モンスター、ビッグ・シティ、ライアン・スレイド
B3XW王座戦:ブライアン・アシュ(ch)vs.ザック・トンプソン
Cタッグ王座戦:ジェネシス(ディヴァイン・カーター、カサノヴァ)(ch)vs.マッドドッグ・マクダーウェル、クロッチ

D60分アイアン・マン・マッチ:マーク・スターリンvs.ジェレミー・ワイアット
 スターリンの動きは力強いですね。
 サイラス・ヤングを彷彿とさせます。
 ワイアットも次の行動への移行が素早くて良い。
 オーソドックスなレスリングながら特別に感じさせます。
 スターリンが背中狙いで主導権を握りにかかります。
 高い集中力を保っており、攻防の自由度を広く取っています。
 16分経過したところでまずはスターリンが1本。
 ワイアットが許しを請い、情けないヒール表現へ。
 対比的にスターリンの力強さが際立ちますね。
 ここでワイアットが腕攻め。
 悪くはないものの水増ししている感は否めず、
 どうしても時間を稼がなければならない、という意図がちょっと見えてしまいましたね。
 ライトニング・スパイラルを決めワイアットが25分経過時に1本取り返します。
 ロープ・ワークからのクローズライン相打ちを30分ぐらいで挟み一度リセットすると再び精力的に動いてきます。
 30分も経過してある程度試合の行く末に身を任せて見守ろうと観客は落ち着いてしまっていますから
 ここでアクションを激しくしてパリッとさせたのは効果的でした。
 差をつけられたスターリンが反撃の機運を掴んだところでジェネシスがリングを取り囲みます。
 2人で協力して追い払う印象的なシーンを挟みつつも
 スターリンが差をつけられて追いつけるのか、という見せ方を続けます。
 前半に比べると技の使いまわしが出たりと特筆すべき点は少なくなっていますが
 凶器を織り交ぜたりして上手くやっていましたね。
 サドンデスの展開で8分間もの長きに渡って攻防を行っていますが
 それだけアイディアがあるなら60分の中に使って完成度を挙げるという選択肢もあったかと思います。
 60分アイアン・マン・マッチは珍しくないのでサドンデスにして箔をつけたい気持ちも分かるけれどね。
 好勝負に少し届かず。

 (執筆日:10/1/12)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ブラッドリー・チャールズ、ジェリー・ロックウェルvs.リッキー・クォン、ザ・モーラー(DQ)
Aジェネシス(ゲイジ・オクタン、トニー・スライ、ベンジャミン・セイラー、ネイト・バッシュ、AJスムース)vs.ジョン・ウェスト、アーロン・マスターソン、リバー・モンスター、ビッグ・シティ、ライアン・スレイド
B3XW王座戦:ブライアン・アシュ(ch)vs.ザック・トンプソン
Cタッグ王座戦:ジェネシス(ディヴァイン・カーター、カサノヴァ)(ch)vs.マッドドッグ・マクダーウェル、クロッチ(新チャンピオン!)
D60分アイアン・マン・マッチ:マーク・スターリンvs.ジェレミー・ワイアット(5-4)(サドンデス)