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AEW:Best of AEW TV Matches 2025 part.5の分析


名勝負 なし
好勝負 AEW世界王座戦:アダム・ペイジ(ch)vs.ジョン・モクスリー(Dynamite 7/30/2025)

TNT王座戦、シカゴ・ストリート・ファイト:ダスティン・ローデス(ch)vs.カイル・フレッチャー(Collision 7/31/2025)

世界タッグ王座イリミネーター・トーナメント決勝:バンディード、ブロディ・キングvs.FTR(キャッシュ・ウィーラー、ダックス・ハーウッド)(Dynamite 8/21/2025)

@AEW世界王座戦:アダム・ペイジ(ch)vs.ジョン・モクスリー(Dynamite 7/30/2025)
 セコンドがリングサイドに着くこと禁止ルールで再戦。
 
 前回と同じようにラフに始めます。
 成功した見せ方は再利用しつつ、
 通常形式としてアレンジしなければいけない所も上手く調整しています。

 特にモクスリーのそれは素晴らしく、
 vs.ペイジまでの各王座戦が失敗していたのが不思議なくらいですね。

 王者/挑戦者の立場が逆転していることの反映は微妙ですが、
 前回と同じく特性を最適化させていて移入度は抜群です。

 疲労感に意味がある激闘。
 乱入禁止ルールも演出に加わり
 勿論PPVレベルのカタルシスには敵うべくもないですが、
 素晴らしいクライマックスで幕閉じ。

 文句なしに好勝負。

ATNT王座戦、シカゴ・ストリート・ファイト:ダスティン・ローデス(ch)vs.カイル・フレッチャー(Collision 7/31/2025)
 竹刀に鉄階段、テーブル。
 凶器早々に入り乱れるので、
 ダスティンの年齢面は気にならず強度のある攻防に。

 そしてダスティンの気概を感じる流血戦へ。
 リアルに大丈夫か心配させつつも
 予想以上のパフォーマンスを見せ、
 伝説のvs.コーディを彷彿とさせますね。

 その時と比べるとちょっとだけネタ量には頼っていますが、
 一発一発で景色を変えるレベルの攻防で素晴らしかったですね。

 最終的にカイル勝利となり、ダスティンはコール負傷のアクシデント対応で
 19日間だけの王者だった訳ですが、
 この試合を生み出しただけで十二分に価値はありました。

 文句なしに好勝負。

Bタッグ王座イリミネーター準決勝;ヤング・バックスvs.バンディード、ブロディ・キング(Dynamite 8/8/2025)
 好調のバンディード。
 ブロディとの凸凹タッグも魅力的です。

 バックスの安定感ある試合運びとスポットの引き出しは相変わらず。

 終盤にはちょっとテンポが乱れる所もありましたが、
 面白い要素が十分に詰まった内容でした。

 好勝負に少し届かず。

CTNT王座戦:カイル・フレッチャー(ch)vs.石井智宏(Collision 8/9/2025)
 カイルは焦らずに自分のペースで試合運び。

 ポイントでスポットを適切に配置していますね。

 攻め合いがポイントになりがちな石井の試合ですが
 カイルの受けの表現、見極めが光りました。

 終盤は鉄板の一進一退でTVショーの試合ながらクオリティは高い。

 好勝負に少し届かず。

D世界タッグ王座イリミネーター・トーナメント決勝:バンディード、ブロディ・キングvs.FTR(キャッシュ・ウィーラー、ダックス・ハーウッド)(Dynamite 8/21/2025)
 序盤はFTRがフラストレーションを見せながら
 ブロディがビッグ・マンとして手をつけられない存在に仕立てます。

 そのブロディをセコンド絡めたズル技でKO。
 大流血に追いやってバンディード孤立。

 好調のバンディードは良い試合運びで
 観客との一体感を高めていきます。

 ブロディが顔面真っ赤に染めながらもパワフル・ムーブ。
 バンディードの切れ味も増して終盤へのギアのかかり方は素晴らしかった。

 それぞれ主導権を奪い合うだけの動きで
 個としてもタッグとしても素晴らしい攻防。

 最後は試合時間を30秒読み間違ったかという攻防でしたが、
 30分やってきた価値は変わらない。
 エネルギッシュなタッグでした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/25)