AEW:Best of AEW TV Matches 2025 part.3の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | ケニー・オメガ、ケビン・ナイト、マーク・ブリスコ、マイク・ベイリーvs.ジ・エリート(カズチカ・オカダ、ヤング・バックス)(Dynamite 4/30/2025) OHFトーナメント準決勝:カイル・オライリーvs.アダム・ペイジ(Dynamite 4/30/2025) リコシェ、ヤング・バックスvs.スワーヴ・ストリックランド、マーク・ブリスコ、マイク・ベイリー(Dynamite 5/7/2025) インターナショナル王座戦:ケニー・オメガ(ch)vs.ブロディ・キングvs.クラウディオ・キャスタニョーリvs.マスカラ・ドラダ(Dynamite Fyter Fest 6/4/2025) スワーヴ・ストリックランドvs.ウィル・オスプレイ(Dynamite Summer Blockbuster 6/11/2025) |
@ケニー・オメガ、ケビン・ナイト、マーク・ブリスコ、マイク・ベイリーvs.ジ・エリート(カズチカ・オカダ、ヤング・バックス)(Dynamite 4/30/2025)
ケニーvs.オカダの前哨戦として機運が高まる中、
オカダはチープにチープに(褒め言葉)ヒールを演じ、
バックスも調子良くマヌケを演じます。
味方に間違えてアーム・ブリーカーするネタなど
コテコテながら上質に8マン・タッグの装い。
バックスとリコシェの連携も良く、
リコシェはこのチームに馴染んでいますね。
普段のシングルの激闘とは違うベクトルですが
クオリティは高く長尺ながら全く退屈しません。
盛り上がった後にオメガの孤立が入り、
そのまま突っ走れば良かったのではと思いつつも
その後何だかんだ最後までかき回されて興味を失わず。
お見事でした。
ぎりぎり好勝負。
AOHFトーナメント準決勝:カイル・オライリーvs.アダム・ペイジ(Dynamite 4/30/2025)
ヒートしつつアダムがポイントで調節。
カイルもヒールとして突っかかるだけじゃなくて引きます。
フェンスにぶつけられたカイルが背中から出血するように
ハードな強度を保ったやりとりを交わします。
エプロンで垂直落下式ブレーン・バスターなど強烈なスポットもあり、
準決勝らしい激しいニア・フォールで一進一退。
最後も一工夫入れたフィニッシュで納得のクオリティでしたね。
文句なしに好勝負。
(執筆日:4/?/25)
Bリコシェ、ヤング・バックスvs.スワーヴ・ストリックランド、マーク・ブリスコ、マイク・ベイリー(Dynamite 5/7/2025)
リコシェ、ヤング・バックスの連携は見事。
ここに新しい要素として、ヤング・バックスがリコシェを良いように使う、
というのが加わって面白くなっています。
対するフェイスもムーブで魅せつつ、
トリオの構造に対する理解度も高い。
80年代のアメリカン・プロレス・タッグを
正統に現代版へとアップデートさせた、というべき内容でした。
メインでもないですし、試合時間は15分いかず、
最後もややあっさり目でしたが満足です。
ぎりぎり好勝負。
Cインターナショナル王座戦:ケニー・オメガ(ch)vs.ブロディ・キングvs.クラウディオ・キャスタニョーリvs.マスカラ・ドラダ(Dynamite Fyter Fest 6/4/2025)
CCが一人ヒールで狙い撃ちされるも
4ウェイなので展開早く、
次々と思いもしないスポットが繰り出されます。
4人ともが積極的に関り、良い仕事をしているので、
誰にも依存せず安定したクオリティでしたね。
まだまだ体調が心配なオメガにも過剰な負担がかからず。
ブロディが流血するような激しさもあった激闘。
ノンPPVの王座戦としては理想的とも言えます。
ぎりぎり好勝負。
Dスワーヴ・ストリックランドvs.ウィル・オスプレイ(Dynamite Summer Blockbuster 6/11/2025)
立ち上がり時の同じ技を仕掛け合う演舞。
この余韻やかけ方は見事で
オスプレイvs.竹下のような試合が生まれることを早くも確信させます。
キレありつつ全力ではない印象あり見せ方を持たせる。
中でもスワーヴのボディ・コントロールは実に見事です。
オスプレイは今回受けに回っていて若干霞みかけるも
こちらもやはり天賦の才で
一発での印象の作り方、切り返しの妙、布石の置き方など感心しきりです。
創意工夫を凝らす中で線になりきれていない所もありましたが、
点でも切れずに繋がっているのは凄い。
予告なく突然迎えた30分時間切れですが、
これはそういうことでしょう。
試行錯誤の段階でこのクオリティ。
これを完成させたときには5スター・マッチも見えていますね。
文句なしに好勝負です。
(執筆日:7/?/25)





