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AEW:Best of AEW TV Matches 2025 part.2の分析


名勝負 OHFトーナメント準決勝:メルセデス・モネvs.アテナ(Dynamite Spring Break Thru 4/16/2025)

OHFトーナメント準決勝:ウィル・オスプレイvs.コウノスケ・タケシタ(Dynamite Spring Break Thru 4/16/2025)
好勝負 OHFトーナメント準々決勝:ブロディ・キングvs.コウノスケ・タケシタ(Collision 4/12/2025)

マイク・ベイリー、ケビン・ナイトvs.ヤング・バックス(Dynamite 4/23/2025)

@TBS王座戦:メルセデス・モネ(ch)vs.ビリースタークス(Dynamite 3/19/2025)
 モネが奇襲してスタートで掴みは弱いものの
 余裕っぷりを見せるモネと必死感の伝わるビリーの立ち構えは絵になります。

 中盤の攻防良好で
 それぞれのスポットが一つ一つ印象深い。

 終盤はビリーお得意の過激技で王座交代劇かと信じさせます。
 このカードはビッグ・イベントにも耐えうるレベルですね。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

AOHFトーナメント準々決勝:ブロディ・キングvs.コウノスケ・タケシタ(Collision 4/12/2025)
 ブロディにハイパー・アーマー要素を加え、
 タケシタが機動力を活かすことで攻防作り。

 ブロディの間の取り方良かったですね。
 真っ向勝負をずらしつつも自分を小さく見せなかったタケシタも見事。

 最後まで骨太な攻防でした。

 ぎりぎり好勝負。

BOHFトーナメント準決勝:メルセデス・モネvs.アテナ(Dynamite Spring Break Thru 4/16/2025)
 AEWとROH。
 近いようで中々実現せず温存されていたトップ・レスラーが遂に実現です。

 冒頭は組み合ったままステージまで行ったり戻ったり、と
 誰でもできるような見せ方からスタートしたものの
 動きのメリハリ、間隔の捉え方、アピールの混ぜての観客の巻き込み方、は見事。

 モネのダブル・ニー・ストンプを軸にした攻防の構成は素晴らしいし、
 それぞれの表情による攻防の後押しも〇。

 ハードな攻防に盛り上がり続けます。
 若干くどさもあるが、それすらも乗りこなしてリミットのその先へ。

 見事な試合で、最後の決着を考えるとこれは再戦が1年以内にありえる?
 期待してしまいますね。

 ぎりぎり名勝負。

COHFトーナメント準決勝:ウィル・オスプレイvs.コウノスケ・タケシタ(Dynamite Spring Break Thru 4/16/2025)
 シンプルに一進一退。
 どう動くか、動かすか、考えながらアクション。

 トップ・レベルの身体能力を持っていますが、
 アクションでぶっ飛ばすことなく、
 間の交え方も意識して完成度の高さでひたすらに圧倒します。

 特殊なことはしていないが相手のことをよく考えて
 一つの戦いの中でストーリーを紡いでいきます。

 攻防の創意工夫は絶妙で、
 これまでにあったようでこれまでにないものが生まれています。

 年間最高試合っぽさはないが年間最高試合レベルのクオリティです。

 文句なしに名勝負。

Dマイク・ベイリー、ケビン・ナイトvs.ヤング・バックス(Dynamite 4/23/2025)
 やはりスピード感、安定感は抜群のヤング・バックス。

 そこに新しく出てきたケビンが絡む訳ですが、
 リズム乱れず良いタッグのフローが見られますね。

 ベイリーもケビンを上手くサポートして見せ場を生み出していますね。

 それぞれ調和の取れた攻防で盛り上げ。
 フェンスをめぐるスポットで更にギアが上がり、
 想像以上の大熱戦となりました。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:4/?/25)