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AEW:Best of AEW TV Matches 2024 part.7の分析


名勝負 なし
好勝負 ブライアン・ダニエルソンvs.ナイジェル・マッギネス(Dynamite Grand Slam Night One 9/25/2024)

タッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.ザ・ドン・キャリス・ファミリー(カイル・フレッチャー、ウィル・オスプレイ)(Dynamite Grand Slam Night One 9/25/2024)

AEW&コンティネンタル王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.カズチカ・オカダ(Dynamite 5 Year Anniversary 10/2/2024)

タッグ王座戦(PPは負けたら解散):ヤング・バックス(ch)vs.プライベート・パーティ(Dynamite Fright Night Dynamite 10/30/2024)

カイル・フレッチャーvs.コマンダー(Collision 11/2/2024)

@ブライアン・ダニエルソンvs.ナイジェル・マッギネス(Dynamite Grand Slam Night One 9/25/2024)
 まさか2024年にこのライバル対決が見れるとは。

 ぬるぬるとチェーン・レスリング。
 ナイジェルの出来るところでやっているとはいえ
 ライバリティ意識しつつナイジェルのヒール・アクセントは見事。

 鉄柱を巡る攻防からナイジェルが腕攻め。
 ブライアンが受け手になる中で巧みに攻防作り。

 ナイジェルの今の中でベストな試合に仕上がっています。

 ぎりぎり好勝負。

Aタッグ王座戦:ヤング・バックス(ch)vs.ザ・ドン・キャリス・ファミリー(カイル・フレッチャー、ウィル・オスプレイ)(Dynamite Grand Slam Night One 9/25/2024)
 DCFがスケールの大きな技を見せますが、
 流さずそれを活かして主導権の取り合い。

 オスプレイにエプロンでスパイク・パイル・ドライバー。
 バックスをキャッチして二人同時にスタイルズ・クラッシュ、と
 お互い面白い絵を作って勢いをつけます。

 ブレーン・バスタァァァーまで出て来て
 何が起こるかわからない攻防の数々。
 充実していましたね。

 文句なしに好勝負。

BAEW&コンティネンタル王座戦:ブライアン・ダニエルソン(ch)vs.カズチカ・オカダ(Dynamite 5 Year Anniversary 10/2/2024)
 オカダがすかしつつブライアンの攻撃にはちゃんと返して
 今のAEWヒールっぷりを見せます。

 オカダのペースに合わせてブライアンも構築しているので、
 ブライアンが20分以内に倒せばコンティネンタル王座を奪取できるという
 特殊シチュエーションは余り活きていないですね。

 後半トップ対決としてギアを入れ直すと、
 相同性に寄せるかとブラフをかけて
 ブライアンの逆境を更に印象的に見せました。

 この2人ならもっと上を目指せるという印象は残りますが、
 クオリティは流石のレベルを優に満たしています。

 ぎりぎり好勝負。

Cタッグ王座戦(PPは負けたら解散):ヤング・バックス(ch)vs.プライベート・パーティ(Dynamite Fright Night Dynamite 10/30/2024)
 PPの伸びやかな動きによる躍動。

 バックスのゴング攻撃を防ぐも
 クエンが逆に叩きつけようとして味方のゼイに誤爆し流血。
 ゼイの孤立シーンはオーソドックスな形ですが、
 技は派手でゼイが一瞬クエンに複雑な感情示したシーンでドラマチックになっていますね。

 オカダが乱入しステージでクエンにツームストン。
 ゼイがまた一人になるという二段孤立+演出という
 ダイナミックな絵図で想像以上に魅力的に仕上げましたね。

 解散をかけただけある内容です。

 文句なしに好勝負。

Dカイル・フレッチャーvs.コマンダー(Collision 11/2/2024)
 カイルが不意打ちビッグブーツ。
 上背ある中で良い受け身と長身を活かした攻防を見せます。

 コマンデルも良い動きどんどん出てきて、
 普通の体格差対決ではないほど
 様々な攻防の形があり面白かったですね。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/24)