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AEW:Best of AEW TV Matches 2024 part.6の分析


名勝負 なし
好勝負 ブラッド&ガッツ:チームAEW(アンソニー・ボーウェンス、ダービー・アレン、マーク・ブリスコ、マックス・キャスター、スワーヴ・ストリックランド)vs.ジ・エリート(アダム・ペイジ、ジャック・ペリー、カズチカ・オカダ、ヤング・バックス)(Dynamite Blood & Guts 7/24/2024)

ホログラムvs.ザ・ビースト・モートス(Collision 7/27/2024)

アダム・ペイジvs.石井智宏(Dynamite 8/28/2024)

ザ・ドン・キャリス・ファミリー(KONOSUKE TAKESHITA、カイル・フレッチャー、ウィル・オスプレイ)vs.ジ・エリート(カズチカ・オカダ、ヤング・バックス)(Dynamite 9/18/2024)

@ブラッド&ガッツ:チームAEW(アンソニー・ボーウェンス、ダービー・アレン、マーク・ブリスコ、マックス・キャスター、スワーヴ・ストリックランド)vs.ジ・エリート(アダム・ペイジ、ジャック・ペリー、カズチカ・オカダ、ヤング・バックス)(Dynamite Blood & Guts 7/24/2024)
 ケージ外で荒々しく司会開始。
 凶器と共にレスラーが追加されていく形式ですが、
 全員が揃う前からハードコア度は高めで画鋲攻撃も出ます。

 ペイジとスワーヴの遺恨は激しく、もはや別軸で、
 スワーヴが手錠でケージ外につながれた状態のまま
 全員揃ったということでゴングが鳴って後半戦。

 後半も尽きない演出と共に
 過激さとレスラーの個性が良い塩梅でミックスされた内容となっています。

 文句なしに好勝負。

Aホログラムvs.ザ・ビースト・モートス(Collision 7/27/2024)
 アラミスがホログラムとしてデビュー。
 昔の戦隊物みたいな見た目はこれで良いのかという気がしますが、
 それはともかくとして身体能力を如何なく発揮。
 デビューのムーブの披露としては満点に近いですね。

 相手がモートスというのも鉄板で立体的な攻防で魅了しました。

 ぎりぎり好勝負。

Bアダム・ペイジvs.石井智宏(Dynamite 8/28/2024)
 キャラがのりにのっているペイジがハイパー・アーマーで
 ハードな打ち合いの中に豊かな変化をもたらします。

 石井は相手の状況を踏まえて譲歩しつつも見事な攻めっぷり。
 エプロンDDTを受けた際にロープ使って垂直に受けたシーンもインパクトありましたね。

 シチュエーション反映させつつ
 かといってそれでクオリティを損ねることなく
 石井の魅力も最終的には十分出ています。

 ぎりぎり好勝負。

Cカイル・フレッチャーvs.石井智宏(Collision 8/31/2024)
 真っすぐぶつかり合い。
 
 カイルもストンピング一つすらハードに行って、
 石井とお互い気持ちよく攻め合っていますね。

 石井が雪崩式ラナなど意表をついた工夫も織り込んでフックもある攻防でした。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

Dザ・ドン・キャリス・ファミリー(KONOSUKE TAKESHITA、カイル・フレッチャー、ウィル・オスプレイ)vs.ジ・エリート(カズチカ・オカダ、ヤング・バックス)(Dynamite 9/18/2024)
 オライリーの大きな攻防。
 オスプレイと竹下のエースは俺だ、という張り合い。
 バックスのタッグとオカダ追加によるトリオとして絵作り。
 全員役回りがあって充実していますね。

 孤立時の竹下の受けの働き弱いのだけが気になりましたが、
 バックスが煽るので問題なく、
 その後は華やかなニア・フォール合戦でフィニッシュも納得の出来。

 ぎりぎり好勝負です。


 (執筆日:12/?/24)