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AEW:Best of AEW TV Matches 2022 part.11の分析


名勝負 なし
好勝負 ジャングル・ボーイvs.レイ・フェニックス(Rampage Grand Slam 9/23/22)

ROH世界王座戦:クリス・ジェリコ(ch)vs.バンディード(Dynamite 9/28/22)

@AEW世界王座戦:ジョン・モクスリーvs.ブライアン・ダニエルソン(AEW Dynamite Grand Slam 9/21/22)
 変化持たせつつチョップの打ち合い。

 仕切り直しの王座戦として相同性を持たせ
 癖のない入り方でスタートしましたね。

 エプロン・ジャーマンから中盤展開。
 その後のブライアンの腕攻めは落とし過ぎな気がしますが、
 メリハリをつけながら試合を進めていきましたね。

 MJFが見守るシーンが頻繁に差し込まれたのもあるし、
 この2人のスキルを考慮すると散漫な所もありますが、
 終盤はデスライダーの天丼で一気に盛り上げました。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:8/?/22)

Aジャングル・ボーイvs.レイ・フェニックス(Rampage Grand Slam 9/23/22)
 レイが初っ端から仕掛けます。
 場を動かして色々な角度からスポットを提供。

 対するJボーイも単にスポットで応酬するのではなく
 しっかり自分に惹きつけてからムーブを見せます。

 成長した今だからこその総合力の光る攻防になっていますね。

 良い意味で余裕が残った状態で試合を続けられていました。

 ぎりぎり好勝負。

BROH世界王座戦:クリス・ジェリコ(ch)vs.バンディード(Dynamite 9/28/22)
 ジェリコはバンディードの打撃に対する受けで足が動いていないものの
 ヒールとしてベテランとして巧みなコントロールを見せます。
 
 観客煽りも冴え渡っていましたね。

 バンディードは片手リフトや対空式ブレーン・バスターなどパワー・ムーブで観客を魅了。

 終盤になるとジェリコも出来る範囲で体を張って盛り上げ。
 リバウンド・ジャーマンを普通にキック・アウトする演出はややずるいものの
 ここまで噛み合ってROH世界王座というタイトルにふさわしい内容になるとは思わなかったですね。
 
 ぎりぎり好勝負。

CMJF vs.ウィーラーYUTA(Dynamite Anniversary 10/5/22)
 MJFのおどけとYUTAの真っすぐなスタイルが化学反応を生んでいますね。
 ガルシア含めたこの3人がこれからどのように切磋琢磨していくか楽しみです。

 MJFはカリスマ性を増した自分を
 最大限活かすアピール・テクで魅了。
 ハードな腰攻めも良かったですね。

 YUTAも良いパフォーマンスでしたが、
 腰の痛みをもう少し表現したかったですね。
 ジャーマンから跳ね起きてそのまま反撃に転じるのはちょっと違った。

 好勝負に少し届かず。

Dオール・アトランティック王座戦:Pac(ch)vs.オレンジ・キャシディー(Dynamite 10/12/22)
 Pacがハード・ヒットでダウンさせるとオレンジのモノマネ。
 
 オレンジが隙をついて反撃トペを狙うも受け止めて投げ返したりと
 憎たらしい強さを見せつけましたね。
 観客の煽りも相変わらず上手い。

 オレンジを花道で引きずっていくシーンは笑ってしまいますが、大変絵になっています。

 オレンジが連続トペから反撃。
 ダンハウゼンの援護もあり、ストレートな演出に盛り上がりました。

 ただオレンジがvs.オスプレイでポテンシャルを発揮したことを鑑みれば
 丁寧に作ってきたこの1戦をここまでコンパクトにまとめなくても、と惜しまれます。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:10/?/22)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@AEW世界王座戦:ジョン・モクスリー(新チャンピオン!)vs.ブライアン・ダニエルソン(AEW Dynamite Grand Slam 9/21/22)
Aジャングル・ボーイvs.レイ・フェニックス(Rampage Grand Slam 9/23/22)
BROH世界王座戦:クリス・ジェリコ(ch)vs.バンディード(Dynamite 9/28/22)
CMJF vs.ウィーラーYUTA(Dynamite Anniversary 10/5/22)
Dオール・アトランティック王座戦:Pac(ch)vs.オレンジ・キャシディー(新チャンピオン!)(Dynamite 10/12/22)