TOPアメリカン・プロレスAEW 2025年 →AEW:All in Texas 7/12/2025

AEW:All in Texas 7/12/2025の分析


名勝負 AEW王座戦、テキサス・デス・マッチ:アダム・ペイジ(ch)vs.ジョン・モクスリー(All in Texas 7/12/2025)
好勝負 スワーヴ・ストリックランド、ウィル・オスプレイvs.ヤング・バックス(All in Texas 7/12/2025)

女性世界王座戦:トニー・ストーム(ch)vs.メルセデス・モネ(All in Texas 7/12/2025)

コンティネンタル王座&インターナショナル王座統一戦:カズチカ・オカダ(Con ch)vs.ケニー・オメガ(Int ch)(All in Texas 7/12/2025)

@スワーヴ・ストリックランド、ウィル・オスプレイvs.ヤング・バックス(All in Texas 7/12/2025)
 バックスは気持ちよく連携技を連発。
 対するトップ・スタータッグは仲悪くないものの
 相乗効果が生まれていないという見栄えは決してしない
 難しい展開を上手く語っています。
 丁寧にパートナーを気遣いつつも
 専門でやってるようなタッグになりきれていないの絶妙のバランス。

 安定感のある孤立シーンから
 巧みに織り交ぜられる個の華。
 そしてタッグになりきれていないストーリーを語りつつも
 タッグというプロレスに対しては
 オスプレイ、スワーヴも圧巻の理解力を見せます。

 終盤はギアを入れて演出盛り盛り。
 オスプレイのスワーヴ誤爆もあり、
 その後どういう結末を辿るか
 ますます分からない中でアクションとしても魅力的な攻防を見せました。

 タッグの全体構成は後一つ詰めれる所もあったかもしれませんが素晴らしい試合です。

 文句なしに好勝負。

A女性世界王座戦:トニー・ストーム(ch)vs.メルセデス・モネ(All in Texas 7/12/2025)
 モネというビッグ・スターに対して
 タイムレスだからこそ出来る対等な挑発的やりとり。

 キャラ、実績、能力からモネは上位者になりがちですが、
 タイムレスを相手にして縛りから解放され自由に構築。

 タイムレスが技を適切な場面で使いこなし、
 2人だけの攻防を紡ぎ出し、
 その激しい攻防はこのビッグ・マッチにふさわしいレベルでしたね。

 文句なしに好勝負。

Bコンティネンタル王座&インターナショナル王座統一戦:カズチカ・オカダ(Con ch)vs.ケニー・オメガ(Int ch)(All in Texas 7/12/2025)
 数え歌再び。
 7年ぶりで、AEWでは初めてとなる一戦です。

 オカダはヒール要素出さずにスタート。
 かといって無しでやれるオメガの状態ではないので、
 徐々に要素を増していく形で対応しています。

 オメガは今年前半に比べると
 試合をしていても体の痛みが出ている様子。
 それを引きずりながらもやるべきことをこなしていきます。

 後半になると諸々が上手く落とし所に収まりフィット。
 切り返し少な目でも攻防で魅せ、
 ニア・フォール合戦は潤沢に仕上げました。

 過去の数え歌とは見劣りするものの
 やってよかった、と思わせるレベルにしたのは流石です。

 ぎりぎり好勝負。

CAEW王座戦、テキサス・デス・マッチ:アダム・ペイジ(ch)vs.ジョン・モクスリー(All in Texas 7/12/2025)
 早々にフォークを取り出しペイジがモクスリーを流血させます。
 モクスリーもまた有刺鉄線でやり返してヒート・アップ。

 ラフにやり取りしながら
 テキサス・デス・マッチの体裁に
 序盤から落とし込んでいるのは素晴らしいですね。

 ビンの破片などデス・マッチ的テイストで彩りつつ  
 ハードなスポット一つ一つ丁寧に積み上げていきます。

 乱入による演出と過酷な流血。
 モクスリーが強くしすぎず、弱く見せず、
 絶妙なバランスで立ちふさがっていて、
 ペイジの応援にも熱が入ります。

 クライマックスにはブライアンのサプライズ乱入に
 ダービーの天空降下、そして釘ボード。
 エピックにする為に総出の演出で盛り上げました。

 同クオリティの名勝負と比較すると
 良くも悪くも作りにいった感はありますが、 
 今年のAEWを代表する試合です。
 
 文句なしに名勝負。
 (執筆日:7/?/25)
Rating:★★★★★