AEW:Forbidden Door 6/30/2024の分析
名勝負 | AEW王座戦:スワーヴ・ストリックランド(ch)vs.ウィル・オスプレイ(Forbidden Door 6/30/2024) |
好勝負 | ザック・セイバーJr. vs.オレンジ・キャシディー(Forbidden Door 6/30/2024) |
@ジ・エリート(カズチカ・オカダ、ヤング・バックス)vs.棚橋弘至、ジ・アクレイムド(Forbidden Door 6/30/2024)
アクレイムドは棚橋とアピール共演で記念になりましたね。
試合も引っ張って棚橋の負担を軽くしてグッド。
対するバックスはそれ以上にスムーズに試合を進めてベースを作ります。
終盤の目玉は当然に棚橋とオカダの激突。
ある程度表面的なものでは終わっているが
やはり絵になる絡みです
好勝負に届かずも中々良い試合。
AOHFトーナメント準々決勝:ブライアン・ダニエルソンvs.鷹木信悟(Forbidden Door 6/30/2024)
トペを受け止めた鷹木がブライアンをエプロンに横渡しにしてネック・ブリーカー。
鷹木はインパクトはあるものの試合運びは単純でしたね。
ブライアンがフルタイム引退に向けて
受けに寄せたスタイルに変化しているので、
もっとできたはずという印象がありましたね。
ブライアンは受けで深みを増していて
クオリティは高いが、このカードはもう旬ではない、と思ってしまった内容。
好勝負に少し届かず。
Bザック・セイバーJr. vs.オレンジ・キャシディー(Forbidden Door 6/30/2024)
レスリングに応じつつも
弱キャラ表現したり巧みなオレンジ。
セイバーの厳しい攻めも際立ちますね。
お互いに自由に変化を与えた終盤も見応えあり。
その分個性がもっと爆発させられる余地は残ったままですが、
それでも尚このクオリティ・レベルというのが恐ろしい。
ぎりぎり好勝負。
CAEW王座戦:スワーヴ・ストリックランド(ch)vs.ウィル・オスプレイ(Forbidden Door 6/30/2024)
ラフな要素入れつつ演舞。
抑えた動きの中で火花を散らしクリエイティビティも入れます。
スワーヴが3連続ネック・ブリーカーを決め中盤へ。
自在にギアを切り替えていきますが、
レベルの最大化を追求するシーンの際にそっちに気を取られるかと思いきや
思わぬ切り返しを同時に混ぜてくるのには脱帽。
それが1ポイントではなくターニング・ポイント各所にありますからね。
スワーヴの充実を感じさせる意気。
オスプレイがスワーヴのやりたいこと優先に
変則的に自分の型をあてはめます。
レフェリー気絶からキャリスがオスプレイにドライバーの誘惑を仕掛けクライマックスへ。
加速して勢いのある見せ場で魅了しましたね。
文句なしに名勝負。
(執筆日:7/?/24)
Rating:★★★★☆