TOPアメリカン・プロレスAEW 2024年 →AEW:Double or Nothing 5/26/2024

AEW:Double or Nothing 5/26/2024の分析


名勝負 なし
好勝負 インターナショナル王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.ウィル・オスプレイ(Double or Nothing 5/26/2024)

@インターナショナル王座戦:ロデリック・ストロング(ch)vs.ウィル・オスプレイ(Double or Nothing 5/26/2024)
 ロデリックのセコンドのテイヴェン、ベネットを利用して
 オスプレイが遺恨表現。
 またその2人がオスプレイに場外ドゥームズ・デイ・デバイス。

 セコンド大活躍の掴みは良かったですね。

 セコンドにより卑怯度が増した中、
 ロデリックの自身の硬度のある攻めも対比的に際立ちます。

 オスプレイは全開でこそないが
 魅力的なスポットを適切な場所に持ってきて高パフォーマンス。
 
 ぎりぎり好勝負。

ATBS王座戦:ウィロウ・ナイチンゲール(ch)vs.メルセデス・モネ(Double or Nothing 5/26/2024)
 体格差ある上にヘタレ・キャラ。
 その中で攻めに説得力持たせられるか高いハードルですが、
 モネは攻め方、的確な当て方でそれを乗り越えてきます。

 モネの脚攻め。
 ウィロウは足の痛み表現しつつ重量感ある攻めを維持していますね。
 相手のサポートする動きも能動的に提示できている。

 少し試合を作ることに寄っていて
 王座戦としては最後もう少し情熱的にぶつかって欲しかったか。

 好勝負に少し届かず。

Bアナーキー・イン・ザ・アリーナ:ジ・エリート(ジャック・ペリー、カズチカ・オカダ、ヤング・バックス)vs.FTR(キャッシュ・ウィーラー、ダックス・ハーウッド)、ブライアン・ダニエルソン、ダービー・アレン(Double or Nothing 5/26/2024)
 まずは会場を使っての場外乱闘ですが、
 入場曲を再び鳴らしてニュー・ジャック・スタイル。

 ファイナル・カウントダウンの歌詞の際に
 ダービーが入場ゲートから飛ぶアゲアゲの序盤でしたね。

 中盤になるとバックステージも交えながらスポットへ、ということなんですが、
 水風呂、トラック激突、テーブル、火炎放射器、爆破椅子に画鋲リーボック。
 最後はリング中央で吊り上げて逆さ吊り…。

 ネタ詰め込み過ぎてしっちゃかめっちゃか脈絡がありません。
 
 ダービーが中央に吊られた状態なリングで
 ニア・フォール/サブミッションの攻防をしているのはシュールでした。

 こんなのやることを決めた時点でこう批判されるのは覚悟の上でしょうか。WCW的でした。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

 (執筆日:7/?/24)

Rating:★★☆☆☆