AEW:World End 12/30/23の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | TNT王座戦、ノーDQ:クリスチャン・ケイジ(ch)vs.アダム・コープランド(World End 12/30/23) コンティネンタル・クラシック決勝、三冠王座戦(コンティネンタル王座/NJPW STRONG王座/ROH世界王座戦):エディ・キングストン(STRONG/ROH ch)vs.ジョン・モクスリー(World End 12/30/23) |
@TNT王座戦、ノーDQ:クリスチャン・ケイジ(ch)vs.アダム・コープランド(World End 12/30/23)
登場したクリスチャンにアダムが応じ乱戦スタート。
ストリート・ファイトなコスチュームの装い通りに始めます。
アダムは盟友クリスチャンへのヒートを表現。
そこはスーパースターとして流石ですが、
それだけでなく体もしっかり仕上げていましたね。
クリスチャンも縁の下の力持ちで良い受けっぷり。
前半は一方的で攻防は少な目ですが、
観客上階ダイブもあり会場は大盛り上がりでした。
スピアーの鉄柱誤爆から後半戦。
凶器を主軸にこれまた切り返し合いは少ないものの、
凶器を使いながら煽る演出力は見事。
切り返し数が多い方が試合のクオリティは高くなる傾向は一つの真ですが、
プロレスはそれだけではないことを証明してくれます。
クリスチャン陣のセコンドも総出の試合後も含めた演出がまた見事。
クリスチャンは日影を歩いてきましたが、
エジクリのストーリー・ラインが業界トップ・レベルに辿り着いたことを確信でき、
これは感慨深かったですね。
文句なしに好勝負です。
Aコンティネンタル・クラシック決勝、三冠王座戦(コンティネンタル王座/NJPW STRONG王座/ROH世界王座戦):エディ・キングストン(STRONG/ROH ch)vs.ジョン・モクスリー(World End 12/30/23)
エディがこのリーグ戦で貫いてきた世界観でスタート。
モクスリーは場外DDTから反撃。
ラフ要素を加えていきます。
ここで以前のこのカードならスタイル・クラッシュに色付けて落し所とするのでしょうが、
今回はチョップの打ち合い等で感情を載せて闘魂マッチに。
ブライアンvs.エディでハードル上がっていましたが、
そこに引けを取らない素晴らしいファイトで
紛れもないモクスリーvs.エディとして心を震わせました。
文句なしに好勝負。
(執筆日:12/?/23)
Rating:★★★★☆