AEW:Double or Nothing 5/29/22の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | アナーキー・イン・ザ・アリーナ:ジェリコ・アプリシエーション・ソサエティ(クリス・ジェリコ、アンジェロ・パーカー、ダニエル・ガルシア、ジェイク・ヘイガー、マット・メナード)vs.ブラックプール・コンバット・クラブ(ブライアン・ダニエルソン、エディ・キングストン、オーティズ、サンタナ) |
@ダンハウゼン、フックvs.マーク・スターリン、トニー・ニース
@ワードロウvs.MJF
Aハーディズvs.ヤング・バックス
BTBS王座戦:ジェイド・カージル(ch)vs.アンナ・ジェイ
Cハウス・オブ・ブラック(マラカイ・ブラック、バディ・マシューズ、ブロディ・キング)vs.デス・トライアングル(Pac、ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス)
HoBが本気のフェイス・ペイント。
入場から盛り上がりましたね。
アクション性とアピール、絵を作るバランスが良く、
試合のクオリティがポイント、ポイントで確定していきます。
マシューズとフェニックスがエプロンでせめぎ合っているかと思ったら
ペンタが横から飛び掛かってそのままカナディアン・デストロイヤー。
意表を突いたスポットから盛り上げていきましたね。
最後は暗転からジュリア・ハート乱入で〆。
雰囲気にひたれてストレートに盛り上がれる内容でした。
好勝負に少し届かず。
DOHFトーナメント決勝:アダム・コールvs.サモア・ジョー
EOHFトーナメント決勝:ドクター・ブリット・ベイカーDMDvs.ルビー・ソーホー
Fメン・オブ・ザ・イヤー(イーサン・ペイジ、スコーピオ・スカイ)、ペイジ・ヴァンザントvs.フランキー・カザリアン、サミー・ゲヴァラ、タイ・コンティ
Gカイル・オライリーvs.ダービー・アレン
H女性王座戦:サンダー・ローザ(ch)vs.セリーナ・ディーブ
Iアナーキー・イン・ザ・アリーナ:ジェリコ・アプリシエーション・ソサエティ(クリス・ジェリコ、アンジェロ・パーカー、ダニエル・ガルシア、ジェイク・ヘイガー、マット・メナード)vs.ブラックプール・コンバット・クラブ(ブライアン・ダニエルソン、エディ・キングストン、オーティズ、サンタナ)
観客席から登場すると、そのまま観客席内での乱闘。
スタジアム・スタンピード程のスケール感はないですが、
その分乱戦の本質の部分に注目が集まります。
ブライアン、モクスリーが優れたパフォーマンスを見せていましたが、
それ以上に魅せていたのがエディ。
メナードを血祭りに上げながら乱戦の質感、アピール力を見せていましたね。
ジェリコ、モクスリーがリングに戻ってくると
ロープを外したりラダーを取り出したりと演出追加。
荒々しさとエンタメのバランス感覚が素晴らしい。
キングストンがシャツも真っ赤に染めた状態で虚な足取りでガソリン持ってくる演出のセンスには脱帽でした。
一方で大勢いる割には各レスラーの技量の差が出てしまって濃淡ありましたね。
JASはジェリコが身振り手振りだけでも魅せてリーダーとして引っ張っていましたが、
ジェリコからショーをスティールするくらいのメンバーが欲しかったですね。
抗争の中での発展、成長に期待です。
文句なしに好勝負
Jタッグ王座戦:ジュラシック・エクスプレス(ジャングル・ボーイ、ルチャサウルス)(ch)vs.スワーヴ・イン・アワ・グローリー(キース・リー、スワーヴ・ストリックランド)vs.チーム・タズ(パワーハウス・ホブス、リッキー・スタークス)
始まるなりJEが合体技。
どのタッグもインパクトあるタッグ技で、
それを並べるだけでも惹かれる所がありますね。
4コーナーズ・マッチのルールによる演出が少なく、
この方向性なら3ウェイにした方がより爆発できたのでは。
もう少し構造にメリハリをつけたかったですね。
個ではホブスがこの面子の中では物足りなさがありましたが、
その分リッキーのカリスマ性が上がっていて驚きました。
好勝負に少し届かず。
KAEW世界王座戦:アダム・ペイジ(ch)vs.CMパンク
ペイジのハード・ヒットに対し、
そこで勝負できないパンクは軸をずらし定型の強みで押し切ります。
2人の化学反応は弱いものの
カメラへの映り方、観客の反応含めて整えていく所は素晴らしく、シナvs.パンクを彷彿とさせます。
少しお行儀の良い構成・配置になっていますが、
終盤は掟破りを始めとしてボリュームマシマシ。
パンクの体力が追いつかなくなっている面もありますが、
AEWの歴史の一頁として一定の合格点を与えられるメイン・イベントでした。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:5/?/22)
Rating:★★★☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@ダンハウゼン、フックvs.マーク・スターリン、トニー・ニース@ワードロウvs.MJF
Aハーディズvs.ヤング・バックス
BTBS王座戦:ジェイド・カージル(ch)vs.アンナ・ジェイ
Cハウス・オブ・ブラック(マラカイ・ブラック、バディ・マシューズ、ブロディ・キング)vs.デス・トライアングル(Pac、ペンタ・エル0M、レイ・フェニックス)
DOHFトーナメント決勝:アダム・コールvs.サモア・ジョー
EOHFトーナメント決勝:ドクター・ブリット・ベイカーDMDvs.ルビー・ソーホー
Fメン・オブ・ザ・イヤー(イーサン・ペイジ、スコーピオ・スカイ)、ペイジ・ヴァンザントvs.フランキー・カザリアン、サミー・ゲヴァラ、タイ・コンティ
Gカイル・オライリーvs.ダービー・アレン
H女性王座戦:サンダー・ローザ(ch)vs.セリーナ・ディーブ
Iアナーキー・イン・ザ・アリーナ:ジェリコ・アプリシエーション・ソサエティ(クリス・ジェリコ、アンジェロ・パーカー、ダニエル・ガルシア、ジェイク・ヘイガー、マット・メナード)vs.ブラックプール・コンバット・クラブ(ブライアン・ダニエルソン、エディ・キングストン、オーティズ、サンタナ)
Jタッグ王座戦:ジュラシック・エクスプレス(ジャングル・ボーイ、ルチャサウルス)(ch)vs.スワーヴ・イン・アワ・グローリー(キース・リー、スワーヴ・ストリックランド)vs.チーム・タズ(パワーハウス・ホブス、リッキー・スタークス)
KAEW世界王座戦:アダム・ペイジ(ch)vs.CMパンク(新チャンピオン!)