TOPアメリカン・プロレスAEW 2019年 →AEW:Fight For The Fallen 7/13/19

AEW:Fight For The Fallen 7/13/19の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

チャリティ・ショー。

@ソニー・キッスvs.ピーター・アヴァロン
Aビア・プレスリー、中島翔子vs.ブリット・ベイカー、里歩

@マクスウェル・ジェイコブ・フリードマン、サミー・ゲヴァラ、ショーン・スピアーズvs.ダービー・アレン、ジミー・ハヴォック、ジョーイ・ジャネラ
Aブランディ・ローデスvs.アリー
Bダーク・オーダーvs.Aボーイ&ヒズ・ダイナソー(ジャングル・ボーイ、ルチャザウルス)vs.アンヘリコ、ジャック・エヴァンス
Cアダム・ペイジvs.キップ・セイビアン
Dルチャ・ブラザーズ(ペンタゴンJr.、レイ・フェニックス)vs.SCU(フランキー・カザリアン、スコーピオ・スカイ)

Eケニー・オメガvs.CIMA
 始動は引っ掛かりがないし、
 スタイルが違うのでビジョンも共有されていません。
 しかし一進一退を細かく行う中でアジャストさせるのは見事。
 ドリーム・マッチではなくても間違いなくレア・カード。
 その期待感を高めつつ、それぞれの補正を行い、
 トップ・レスラー同士の高度な鬩ぎあいを感じさせることに成功している。

 オメガの派手な技とCIMAへの脚攻めで中盤は無難に。
 CIMAはマイ・ペースに戦局を手繰り寄せるので、
 オメガの狙いをずらす、いなしている感を出すと
 より試合運びに芯が出てきますね。

 CIMAはオメガを小テーブルの上にのせると観客席上段からメテオラ。
 ここからCIMAの追い込みにギアがかかり
 オメガと同じ領域に辿り着き、見応えが増しましたね。
 ただ脚の痛みはしっかり表現できていますが、
 それを考慮してニー系の技を絞るとより良かった。
 少し痛みの割りに膝を攻め時に酷使しすぎです。
 MOTN。
 好勝負に少し届かず。

Fヤング・バックスvs.コーディ、ダスティン・ローデス
 ベーシックなレスリングから演舞。
 適度に火花を散らし、連携技でも魅せている。
 タッグとして評価軸から外れたことはしていません。
 ただ今時同時並行でやるようなことを
 一要素ごとに分離して並列させて
 時間をかけているのはどうかという気がする。
 "30分試合"という凄さを評する根拠作りをしなくても
 コーディ、ダスティのタッグは普通に良かったし、
 その方法はYバックスのスタイルと逆行していて選択ミスといわざるを得ない。
 最後までしっかりレベルを一定以上に保つも
 もう少し試合時間を短くして密度を上げないと観客の熱量も途切れがちです。
 平均的な良試合。

総評
 チャリティ・ショーだからと軽めに作った訳ではない印象ですが、
 トップ・マッチが成功とまでは言い切れず弱い大会。
 AEWのカラーにできる"Joshi"プロをプレ・ショーに回したのも解せない。
 ただダーク・オーダーまで加わったので
 TV放送後のタッグ・トーナメントは成功間違いなしの印象はある。
 (執筆日:7/?/19)
Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ソニー・キッスvs.ピーター・アヴァロン
Aビア・プレスリー、中島翔子vs.ブリット・ベイカー、里歩
@マクスウェル・ジェイコブ・フリードマン、サミー・ゲヴァラ、ショーン・スピアーズvs.ダービー・アレン、ジミー・ハヴォック、ジョーイ・ジャネラ
Aブランディ・ローデスvs.アリー
Bダーク・オーダーvs.Aボーイ&ヒズ・ダイナソー(ジャングル・ボーイ、ルチャザウルス)vs.アンヘリコ、ジャック・エヴァンス
Cアダム・ペイジvs.キップ・セイビアン
Dルチャ・ブラザーズ(ペンタゴンJr.、レイ・フェニックス)vs.SCU(フランキー・カザリアン、スコーピオ・スカイ)
Eケニー・オメガvs.CIMA
Fヤング・バックスvs.コーディ、ダスティン・ローデス