50-60年代のプロレス:Best of NWA 1950の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | NWAヘビー級王座戦、3本勝負:ルー・テーズ(ch)vs.バディ・ロジャース(6/21/50) |
①NWAヘビー級王座戦、3本勝負:ルー・テーズ(ch)vs.バディ・ロジャース(6/21/50)
エンターテイメントの初手から仕掛けてボディ・スラム。
プロレスとしての華やかさを見せつつ、
リアル・レスリングの緊迫感もあるのが素晴らしいですね。
バディのヒール・ワークでヒートをこつこつ貯めこんだ後、
パイル・ドライバーでバディが先取。
2本目はテーズの強烈な打撃が光りましたね。
バディもフライング・ヘッド・シザースなど
ヒートを買うだけでなくムーブでも魅せました。
エア・プレイン・スピンでテーズが追い付きます。
3本目。
これまでの攻防を更に一段押し上げて
強烈に、疲労感も押し出しながら差別化。
バディがクロス・ボディをかわされて
ロープに首が挟まり、そのままリングアウトというフィニッシュも
衝撃的でこの高度な攻防の締めとしてふさわしい。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:5/?/20)