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Triple W:Best of Triple W 2018の分析


名勝負 なし
好勝負 トリプルW王座戦:アダム・チェイス(ch)vs.Aキッド(3/18/18)

トリプルW王座戦:Aキッド(ch)vs.ザック・セイバーJr.(4/14/18)

Progressタッグ王座戦:オージー・オープン(マーク・デイヴィス、カイル・フレッチャー)(ch)vs.チーム・ホワイト・ウルフ(Aキッド、カルロス・ロモ)(12/6/18)

@トリプルW王座戦:アダム・チェイス(ch)vs.Aキッド(3/18/18)
 無名の団体。無名のレスラー。
 しかしレスリングの動きは鋭いし、
 チェイスはヒール王者として場をコントロールできている。
 意外にやるな、と試合始まってすぐに思わされます。
 観客もLU的な熱狂的なファンで良いですね。
 普遍的な要素を兼ね備えた本物のプロレスです。
 その中でこの試合はハード・ヒットに特化。
 全力でプロレスするからには
 まずムーブから本意気で打ち込み合おう、
 それで飛び切りの試合をしよう、という思いが伝わってきますね。
 一方でチン・ロックで観客の手拍子が起こるような
 オーソドックスな試合運びも大事にしていて良いですね。
 一部ロング・マッチ生むために手数に頼っている所もありますが、
 それでも手数が増えてこのハード・ヒットのレベルを
 最高クラスに維持し続けているのは凄い。
 ただ最高のものを見せる=休まないの意識が強すぎて、
 この上に行くに当たってはもう少し間を置く場面があっても良かった。
 イシモリのスライディング・ジャーマンまで使って
 壮絶なニア・フォールに観客も熱狂。
 心地よい空間でしたね。
 ぎりぎり好勝負。

AトリプルW王座戦:Aキッド(ch)vs.ザック・セイバーJr.(4/14/18)
 セイバーが自由に自分の思うように
 Aキッドをひねりあげていきます。
 キッドが打撃を放てば張り合いつつ
 サブミッションで黙らせて更に打撃の追撃。
 セイバーの支配力、ふてぶてしい強さに
 ローカル・ヒーローのキッドが最高に輝きます。
 ダウン・ベースで引き込んでからの
 終盤のローラーコースター並の
 ダイナミックな攻防は素晴らしかったですね。
 2人の魅力が詰まったレスリング・マッチでした。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:8/?/18)

BProgressタッグ王座戦:オージー・オープン(マーク・デイヴィス、カイル・フレッチャー)(ch)vs.チーム・ホワイト・ウルフ(Aキッド、カルロス・ロモ)(12/6/18)
 オージーは悠然と形を作りつつ
 ヒール・スタイル寄りにシフトし観客を煽る余裕すら見せます。
 TWWの精力的な動きが際立ち観客も応援したくなる。
 オージーはこの一年でトップに上がってきただけに
 こういうゲストとして横綱相撲ができるかな、と懐疑的でしたが見事ですね。
 TWWがダイブ連打など観客の熱狂を巻き起こす苛烈な攻め。
 この勢いを止めずにオージーも受け止めてやり返す。
 タッグ力が光りましたね。
 素晴らしい試合でした。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:1/?/19)



注目試合の詳細

なし

試合結果

@トリプルW王座戦:アダム・チェイス(ch)vs.Aキッド(新チャンピオン!)(3/18/18)
AトリプルW王座戦:Aキッド(ch)vs.ザック・セイバーJr.(4/14/18)
BProgressタッグ王座戦:オージー・オープン(マーク・デイヴィス、カイル・フレッチャー)(ch)vs.チーム・ホワイト・ウルフ(Aキッド、カルロス・ロモ)(12/6/18)