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IWA-PR:Jr.Heavyweight Title Tournament 5/21/99の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

VHSにて購入。
約1時間35分です。

@ロイヤル・ランブル
 トーナメントに出場する選手が参加し、優勝すると1回戦のバイがもらえるという形式。
 ジュニアの選手だけあってそれ程停滞せずに
 攻防が繰り広げられるのが良いですね。
 タジリXクレイジーやタイガー・マスクXサスケなど
 求められている攻防の組み合わせを見せていましたし。
 平均レベル。

Aダニー・ボーイvs.パブロ・マルケス
 只のヒップ・トスからしてリズムが悪く下手です。
 その上ダニー・ボーイがトペコンを打つと
 鈍重で高度が足りなかったためマルケスの脚がつぶされ負傷という結末。
 ひどい試合です。

Bペペ・プラドvs.クリストファー・ダニエルズ
 こちらはスムーズにこそできていますが
 ぺぺは余り緩を使おうとしません。
 そのためダニエルズが間を作ったり煽って試合を作りましたね。
 少し悪い試合。

Cレックレス・ユースvs.TAKAみちのく
 ユースがヒールを演じていましたが
 相手が日本人ですし、そもそもヒール向きの選手でもないし魅力を出し切れず。
 しかも試合は明らかなレフェリーのミスにより途中で3カウント、終了です。
 悪い試合。 

Dアギラvs.アレクサンダー大塚
 最初の蹴りからして技量の無さが分かる大塚ですけれども
 アギラ相手に日本人の大塚がヒールを演じるとあってそこそこ盛り上げれてはいます。
 悪い試合。

Eグレート・サスケvs.タイガー・マスクIV
 同じみちのくプロとあって良い感じになるかなと思わせたのですが
 タイガーがダイブ前にリズムを崩すと
 ダイブ後の場外での争い中にダブル・カウントアウトというフィニッシュ。
 わざわざ呼んどいて3分程でこういうフィニッシュはないだろう、というサスケの気持ちも分かりますけれど
 最後の場外での行動はやる気無さ過ぎですよ。
 これではひどい試合といわざるを得ない。

Fジェフ・ハーディvs.スペル・クレイジー
 ジェフのOMEGA的試合運びにクレイジーは戸惑っている様子でしたが
 途中からしっかり合わせて来ましたね。
 ジェフ人気を見て少しヒールを取り入れたのもナイスです。
 短い試合時間の中で激戦模様になりました。
 平均レベル。

 どうでも良いですがダニー・ボーイとダニエルズの2回戦は未収録となっています。

G2回戦:タジリvs.ブラック・スコルピオン
 @で優勝したタジリはバイを獲得し2回戦から出場。
 相手のスコルピオンが1回戦の試合をしていないのは謎です。
 たいした事ない相手だったので
 タジリが脚を痛めた振りをしたりとヒールとしてアピールしただけの内容でした。
 悪い試合。

H2回戦:TAKAみちのくvs.アギラ
 1年前WMで組まれたカードですね。
 アギラの攻めが技を打ってカバーの繰り返しだったり同じ技を打ったりと単調なので
 TAKAの支配で終盤まで持っていくことに。
 TAKAが一方的に攻めてる方が面白いのだから問題あり。
 少し悪い試合。

I準決勝:タジリvs.スペル・クレイジー
 いきなり他と次元の違うキレを見せます。
 更には場外からの、場外への持って行き方が実に独創的です。
 1回カットありとはいえ、4分とは短すぎる。
 もっと見たかった。
 このカードの面白さは広く認められていると思うのですが
 余り時間をかけられた事ないですよね。
 まあまあ良い試合。

J準決勝:クリストファー・ダニエルズvs.アギラ
 単調さはそこまで出なかったものの
 意思疎通ができずにミスは出るしアギラは駄目ですね。
 タジリが出てきて介入し決勝への下準備をしました。
 悪い試合。

K決勝、ジュニア級王座戦:タジリvs.アギラ
 試合のクオリティをまかされたタジリですが
 この日2度目の脚を痛めた振りなんかして・・・。
 準決勝の下準備により早い段階から大技の打ち合いになりましたが
 本当に只の打ち合い、って内容でしたね。
 悪い試合。

総評
 面子は面白かったんですけど
 長くても7分程度の短い試合時間と
 アギラが使えないせいで中身はいまいちです。
DVD Rating:☆☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ロイヤル・ランブル(優勝:タジリ)
Aダニー・ボーイvs.パブロ・マルケス
Bペペ・プラドvs.クリストファー・ダニエルズ
Cレックレス・ユースvs.TAKAみちのく
Dアギラvs.アレクサンダー大塚
Eグレート・サスケvs.タイガー・マスクIV(ダブル場外カウントアウト)
Fジェフ・ハーディvs.スペル・クレイジー
G2回戦:タジリvs.ブラック・スコルピオン
H2回戦:TAKAみちのくvs.アギラ
I準決勝:タジリvs.スペル・クレイジー
J準決勝:クリストファー・ダニエルズvs.アギラ
K決勝、ジュニア級王座戦:タジリvs.アギラ(新チャンピオン!)